月別アーカイブ: 2013年2月

招集日

私も長男の受験のときに、補欠を経験しました。

本人はそこが第一志望なので、最後まで待つ、ということだから、合格した学校の制服を作るのはやめて、待つことにしました。

しかし、これが長い。

まずは招集日というのがあります。

男子御三家や筑駒は一斉に2月11日に召集をかけます。そこまで複数、合格をして「どこに行こうか」と考えることができたが、それもここまで。

どこかに行かないと、辞退とみなされるので、ここで決めます。

そこから、また動き始める。あちらこちらで手続き締切、招集日というのがあって、少しずつ繰上り、また、待つ、の繰り返しです。

結局、学校から「繰り上がりませんでした。」という連絡が来たのは3月1日でした。

それから、すぐ制服を作りに出かけましたが、よくよく考えると半月も待っていたことになります。

だから、気を付けないと、神経をすり減らしてしまう。

電話の前で待っていることはありません。必ず伝えてくれるから。それまではもう忘れていましょう。

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第69回 失敗体験記

■ 受験で失敗した理由は大きく2つ、考えられます。1つは、その学校のレベルまで力がついていなかった。 もうひとつは、レベルには達していたが、僅差の勝負に勝てなかった、ということです。

■ これまでの模擬試験の結果から見て、子どもたちの力は12月上旬まで判定されていました。しかし、そこから2か月弱あるので、さらに伸ばした子もいれば、あまり変わらなかった子もいるかもしれません。しかし、それで培った力でも、やはり及ばない難しい学校を挑戦していれば、それはその学校のレベルまで力がついていなかった、ということになるでしょう。チャレンジ校の受験はこれにあたります。

■ 一方実力相応校、あるいはそれよりも安全と思える学校で失敗をしている場合は、僅差の勝負になっていて、そこで点が取れなかった、ということです。子どものすることですから、ミスもあるし、問題の読み違いもある。まして、入学試験でこれまで以上にプレッシャーがかかったところで、自分の力を出し切れたかどうか、ということが問われるでしょう。

■ で、今後はこれをどうするのか?ということが問題になります。これから自分の進む方向がより具体的に決まっていって、例えばもう一度高校受験をする、という選択もあれば、大学で挑戦する、という場合もあるでしょう。あるいはまったく違った道に挑戦することになるかもしれません。で、失敗の理由は総括しておかないと、その間違いを繰り返してしまう場合があります。

■ 合格した子も、実はいくつか残念な結果を持っているでしょう。上には上がいる、あるいは僅差の勝負で負けた、ということをここで本当は総括しておくべきです。ところがつい、合格した、受験が終わった、ということでそこをうやむやにする。その結果として、受験が終わった解放感ばかりにひたり、この2か月ほどを遊んで暮らすから、中学校に行っても勉強しなくなる。結果として合格して失敗する子が生まれるわけです。

■ しばらくしたら、親子でやはりこの受験を総括すべきです。総括して、質すことがなかった、というのは実は大変な損。例えば全勝した子は、質すことがないとつい思ってしまうから、合格して失敗する。しかし、中学に入ればそれこそ部活で叩きのめされ、上には上がいることを知らされ、そこで総括するから、先の成長が望めるのです。

■ 残念だった子どもたちに、作文を書いてもらったことがありました。合格体験記ではなく、失敗体験記。しかし、後からそれを読み返して、「そうだ、こういうとこで失敗したんだ」と思い返すことは大事なのです。トラウマになる、と心配されることがあるが、しっかり分析しないまま、落ち込むから理性的に考えられなくなるのです。だからしっかり総括して、記録する。記録した以上、もう忘れて良い。思い出すのは記録を読めば済むことだから。そういう風に切り替えていくと、失敗は怖くなくなり、大事な経験になるのです。

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容積の問題

2013年、武蔵中学の問題です。


図1のような直方体を2つ合わせた形の水そうがあります。

図2は空の状態から、はじめ毎分25リットルの割合で水を注ぎ、深さが20cmになったときからは、毎分40リットルにしていっぱいになるまで水そうに水を入れたときの時間と水の深さの関係を表しています。

図3は、空の状態からはじめ毎分25リットルの割合で水を注ぎ、48分たってから毎分40リットルにしていっぱいになるまで水そうに水を入れたときの時間と水の深さの関係を表しています。次の問いに答えなさい。

(1)アに入る数を求めなさい。

(2)イ、ウ、エに入る数をそれぞれ求めなさい。


(1)アは図2で、高さ20cmまでに水が入る時間です。
高さ20cmまでの容積は120×250×20=600000cm3=600リットル
600÷25=24分
(答え)24分

(2)
図2で最初に水が入っている底面積と2段目になって水が入る底面積の比は
120:120+30=4:5です。25リットル:40リットル=5:8ですから、
1分あたり水面が上がっていく高さの比は5/4:8/4:8/5=25:40:32になります。
深さ20cmまで上がっていくときは毎分、20cm÷24分=5/6cm上がりますから、
次が4/3cm 次が16/15cmです。

図3で深さが37.6cmになったのは48分です。水面の上がり方は
最初と最後は図2と同じですが、真ん中は5/5になるので、5/6×4/5=2/3cmになります。
したがって5/6cmと2/3cmであわせて48分で37.6cmになるつるかめ算を考えます。
37.6-2/3×48=5.6
5.6÷(5/6-2/3)=33.6分なので、イの高さは5/6×33.6=28cm

図2で、4/3cmで上がる高さは28-20=8cmですから
8÷4/3=6分になるので、16/15cmで上がっていく時間は45-6-24=15分

16/15×15=16cmが上の段の高さになるので、28+16=44cmがエ。

(44-37.6)÷16/15=32/5÷16/15=6分より  ウは48+6=54分

(答え)イ 28cm ウ 54分 エ 44cm

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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