月別アーカイブ: 2012年7月

自信をつける源

夏休みは勉強をやりこむ期間ですが、「やりこむ」ことで生まれてくるのが「自信」でなければいけない。

「これはわかった」という自信。「ここはできる」という自信。

そういう自信が積み重なっていくと、「合格できそうだ」という自信も生まれてきます。

だから、勉強をやるときも、「これは本当にわかったのか」ということを自問していくのが本当は必要です。しかし、子どもたちは、何となく「気ぜわしげ」にものをすすめるあまり、そこにこだわらないことがよくあります。

「本当にわかった?」

と聞くと、

「わかってるよ」

とつい言ってしまう。しかし、本当に自分でわかったのか、「自問」できていない場合が多いのです。

勉強が力につながるのは、そこを素直に自分に問えるか?ということです。できないことは悔しいことだが、だめなことではないのです。「まだ、だめだ。よくわかっていない。」と思ってやり直そうとする気持ちがあれば、これは勉強を進めるうちに必ず力になってくるし、自信をつけることができる。

だからもとは「本当にわかっているか」を自問できる素直さにあるといっても良いでしょう。ただ、反抗期に入った子どもたちは、なかなかそこが出来ないことが多い。つまり、親が聞けば「わかってるよ」になってしまう。

この部分を上手に引き出しましょう。そのためには、お互いが冷静にコミュニケーションする過程が大事です。

「なんでミスしたの?」

ではなく、

「このミスを防ぐのに、どうしたらいいだろうか。」

を一緒に考えていく。

「この問題ができるのには、何を勉強すればいいだろうか」

と話してみる。

別に教えられなくてもいいのです。

子どもが素直に「自分がわかってない」と認め、次に何をすればいいか、積極的に考え、行動できるようになれば、算数の問題がわからなくても、子どもの力を引き出せたことになるだろうと思います。

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第40回 あわててはいけません。

■ 現在7月。東京、神奈川の入試までまだ半年あります。

■ 先日、模擬試験もあり、その成績が帰ってきたかもしれません。そこで、合格可能性や偏差値をご覧になって、ため息をつかれたお父さん、お母さんは決して少なくないとは思います。しかし・・・。

■ まだ半年以上あるのです。そして大事なことですが、ここからようやく受験準備が始まるといってよいでしょう。もちろん、塾通いはもっと前から始まっているし、いろいろな準備はこれまでもしていました。でも、本当に受験勉強が始まるのは、私は6年生の夏休みからだと思っているのです。

■ なぜか? 一通りの勉強が終わって、いよいよ志望校に向けての対策が始まるのは今からではありませんか?もちろん、これまでも小学校の勉強とはそれこそ異次元な内容を勉強していることは事実ですが、それは塾の指導のまま、あるいはテキストのまま、シラバスの通り進んできただけに過ぎません。これから、志望校に向けての勉強が始まるのだから、ある意味ようやくスタートラインに立ったともいえるのです。

■ これから、志望校合格に向かって、入試問題を研究し、その対策を立てるのです。もう1番から並ぶ順位にはそれほど意味はありません。むしろその志望校を受験する受験生の中での順位が問題になるのです。7月の模擬試験の偏差値は、単純にこの成績は全体の分布の中でこの位置にいますよ、と言っているだけであって、その試験は志望校の入試ではないことに注意してください。

■ 中学入試はすべて独自入試です。中学校がそれぞれ自分の学校の求める人材に合わせて入試問題を作るのです。これまでそれこそ「一通り」全部勉強してきたわけですが、これからはまさに志望校の入試に対する対策を考えていかなければなりません。

■ だから全体の偏差値や合格可能性はまずおいておきましょう。それよりも、何が出題されるのか。それはどのくらいできるのか、ということに注目してください。模擬試験の成績がいまひとつでも、志望校別対策をがんばって入試に合格していった子どもたちはたくさんいます。

■ では、何をすればいいのか、もう一度入試問題を見ながら、ぜひ考えてあげてほしいと思います。

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平面図形の問題

2011年 ラサール中学の問題


図のように長方形ABCDの辺AB、BC、CD、DA上にそれぞれ点P、Q、R、Sをとります。さらに四角形SPXQとSQYRがともに平行四辺形となるように点X、Yをとります。このとき次の問いに答えなさい。

(1)四角形PQRSの面積を求めなさい。

(2)五角形SPXYRの面積を求めなさい。


(1)は長方形から4つの直角三角形を引きます。
6×5=30
1×4÷2×2+5×2÷2+3×2÷2=4+5+3=12
30-12=18
(答え)18cm2

(2)等積移動を考えます。

三角形PSQと三角形PQXは同じ。 三角形SQRと三角形QRYは同じ。

三角形PQR+三角形QXY=三角形PQX+三角形QRY=18㎝2

三角形PQR=(1+3)×6÷2-1×4÷2-2×3÷2=12-2-3=7

したがって三角形QXY=18-7=11

五角形SPXYR=18×2+11=47

(答え)47cm2

三角形PQR+三角形QXY=三角形PQX+三角形QRY=18㎝2

に気が付いてしまえば、難しくはないでしょう。等積移動という考え方を学ぶのに良い問題だと思います。

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