月別アーカイブ: 2012年2月

高校受験の入試説明会へも足を運んでみては?

東京、神奈川で私立の高校受験が進んでいます。

私立の高校受験は、中学受験の拡大でずいぶん規模が小さくなったものの、早慶はかなりの規模が残っているし、チャンスは決して少なくはありません。

ただ、私立の高校受験というのは、公立の高校受験とはだいぶ違います。

一番違うのはやはり問題のレベルでしょう。私立の受験生なら、公立の問題はもう中2の終わりでかなり高得点がとれるような状況になってきます。もちろん受験生が中2で中3の過程を終えていて、それなりに勉強が進んでいるからですが。

私立の受験は英語、数学、国語の3教科がメイン。そのどれもが、公立のレベルとはだいぶ違います。高校受験の塾のメインストリームはむしろ公立になってきているので、私立の高校受験をする場合は専門の塾に行く必要があるぐらい、その内容に違いがありますね。

ただ私立は公立と違い、内申点はあまり関係がない。この点は中学入試といっしょでしょう。入試の成績で決まってくる。

中学受験がひとつの選択肢ではありますが、一方で高校受験のこともある程度、親は知っておいた方が良いでしょう。

3月には各塾で、入試説明会がありますから、中学受験の入試説明会同様、私は高校受験の入試説明会にも参加されるのがよいと思います。それも地元塾だけではなく、私立専門の塾も行かれてみると良いでしょう。親としてどちらを選択するのか、子どもの勉強の進展状況に合わせて考えればよいのではないでしょうか。

今回の「子どもを慶應義塾諸学校に入れる」は幼稚舎からニューヨーク学院まで諸学校9校について書きましたが、高校は湘南まで入れて5校あります。湘南は東京、神奈川、千葉、埼玉の一般受験はありませんが、実は全国枠という募集枠がありますので、そのお話もしました。

高校受験を知らず、「中学受験しかない」とは思わない方が良いでしょう。いろいろな状況を知った上で、子どもに合うと親が思うベストな道を選んであげてほしいと思います。

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公立一貫対策は私立対策とは別?

今年も公立一貫校の人気は高かったようです。

小石川 7.3倍 
白鴎高等学校附属中学校 約8倍
都立両国高等学校附属中学校 7.7倍
など軒並み高倍率でした。

小石川(定員155名)の合格者を見ると
日能研 35名
SAPIX 29名
栄光ゼミナール 28名
早稲田アカデミー 12名

という状況のようです。

栄光ゼミナールは中高一貫コースがあるようですが、どの塾も私立受験塾でもあるので、やはり私立掛け持ちという受験生の合格者が多かったのではないか、と私は考えています。

実際にPISA型入試とはいいながら、やはり考える力、表現する力というのが検査されているので、私立中学受験の勉強がマイナスになることはないでしょう。

公立一貫の受験日は2月3日です。2月3日といえば、これまで国立中高一貫の一斉試験日でしたが、ここに都立一貫が加わったと考えれば良いのではないかと思います。

公立一貫だけを受験したいという方も増えているでしょう。これは専門の塾があるようですし、専門のコースもあるようですが、学力を鍛えるという意味では私立の受験も同じです。

確かに試験内容は違いますが、算数が難しくはなく、資料読解が大変で、作文も必要、面接もあり、という入試なのではないかと思うのです。

もちろん、そういう受験に慣れておく、あるいは学校別対策をする、ということは非常に有意義だと思います。むしろ学力検査だから、準備は要らない、と考えるのは不合理で、それなりにしっかり学力を鍛えていかないとやはり合格は難しい。その意味では私立受験とは別、と考えない方が良いのではないかと思っています。

倍率は増えているものの、本当に合格を狙っているのか?と疑問に思える受験生も多いというお話を聞きました。

受検である以上、しっかり狙う、という意味で、私立となんら変わりはない、と考えていかなければならないでしょう。平均7倍という倍率を突破する、ということが目標でなければいけないのですから。

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第12回 第一志望は早めに決める

この時期、第一志望が決まっている方と決まっていない方がいらっしゃるかと思います。

塾の指導もいろいろですが、基本的に塾というところはなるべく全体を同じカリキュラム、同じテキストで進めていきたい。

なぜか?

経済合理性があるからです。

たくさんのコースがあれば当然たくさんテキストがあり、テストもそれだけ種類が増えて、作る人材も要り・・・。その割に生徒がいなければ、全く経済合理性がない。したがって、なるべく同じテキスト、同じコースで多くの子どもたちをいっぺんに教えることが、利益を生み出すもとになります。

これが公立高校対策や大学のセンター試験対策ならこれでも十分いいだろうと思います。「みなが同じ試験を受ける」からです。

しかし、中学入試は独自入試。すべての学校が自分で問題を作ります。同じことをなるべくやって行きたいが、どこかで不要なものが出てくる。

逆に絶対やらなければいけないことも出てくる。だから6年生の2学期以降、学校別指導が主流になるのです。いろいろな塾で有名校の学校別コースがスタートするのが6年生の夏休み以降でしょう。実際に出るものが違うのだから、対応しないといけません。

で、この段階で第一志望が決まっていないと、「学校別対策」ができなくなります。

塾としてはもちろん、同じカリキュラムで同じテストで続けていきたいが、今度は合格実績のことが気になるからそうします。でも、そのまま続けていきたいところも多いのでしょう。

『学校別対策なんかいらない。このまま模擬試験を受けて、成績に合う学校を受ければいいのだから』

という塾もあるかもしれません。しかし、それはやはり不合理と言わざるをえない。

本当は、もっと早くから第一志望を決めて学校別指導を進める方が、子どもたちの勉強合理性はあるのです。だから少なくとも6年生の春までには第一志望を決めて、その学校の合格のために何をやるかを考えないといけない。

昨日、転塾のお話をしましたが、学校別対策は転塾の大きなきっかけでしょう。自分の塾に、第一志望の学校別対策がないのだとしたら、それはやはり考えないといけないと私は思います。

第一志望を決めると、見えることが違ってきます。ですから、やはり早めに第一志望は決めてください。

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