月別アーカイブ: 2006年4月

第7回 植物に関する問題

■きれいな花ですね。これは教室の近くにある花壇のパンジーです。パンジーに限らず、きれいな花びらをつけている花は多いのですが、さてここで問題。

これらの花々はなぜきれいな花びらをつけているのでしょうか。説明しなさい。

■植物は次の世代を生み出すためにいろいろな活動をします。種子植物は種を作って次の世代を送り出します。そのためにはおしべが作る花粉をめしべの先につけて受粉をしなければなりません。受粉の方法にはいくつかありますが、みつばちや蝶に花粉をつけて運んでもらう方法があります。
このような花のことを虫媒花といいます。はちたちにきてもらうためにはみつを出したり匂いを出したりするほか、花の存在を知らせるために目立つようにきれいな花びらをつけるものが多いのです。

■花びらはおしべやめしべを守る役割も持っていますが、この問題ではなぜきれいな花びらをつけているのかを尋ねていますので、虫を呼ぶ目的が最大の理由になるでしょう。

(平成18年4月2日)

第47回 第一志望校に合格する要素 

■今年の受験生を振り返ってみて、第一志望校に合格する要素はなんだろうかと改めて考えてみました。

■まず1番は、その学校に入りたいという気持ち。多少成績が悪かろうと、自分の志望校はここだという気持ちがしっかりしている子は、まず合格の可能性が高いと思うのです。入れる学校ならどこでもいいやという気持ちではなかなか力がついていかないでしょう。どうしてもここに入りたいという気持ちが強ければ強いほど努力もするし、その成果が現れやすくなるでしょう。

■2番目は、わからないことをごまかさない子。プライドの高い子は、「自分ができない」ということをあまり認めたがらない傾向にあります。これは不安の裏返しの面が大きいと思うのですが、しかしその結果として本当にわかってないことでも「わかった」とごまかしてしまうことがあるわけで、こういう子はやはり失敗する可能性がでてきます。わからない、できないということを認めてそれを何とかしたいと思うことがむしろ大事でしょう。

■3番目はやはりていねいさ。私は最近進学塾が子どもたちにやらせている学習量は過剰だと思っているのですが、その結果としてていねいに学習する習慣がなかなかつきません。どんなにたくさんの問題を解いたところで、それがいい加減であるならば力はつかないのです。逆に真剣に考えた問題が一問でもあれば、それを考える過程で学力はついていくことになります。7割の問題に手を出してそれが満点だった70点がいいのです。全部手を付けて7割できる子は、本番では7割とれないことが多い。それだけ本番はプレッシャーが強いのです。

■この3つの要素を持っていた子どもは、確かに全員が第一志望に入っていきました。逆にどこかが欠けていると、何らかの問題が生じて第一志望に届かないということがおきたように思います。土台、第一志望というのは楽々入れるというものではありません。自分の成績から考えるとやはり挑戦する感じになるでしょう。冷静に見ればそれだけ合格する可能性も大きくはないのですが、それをひっくり返すのは以上の3点のように思います。

(田中 貴)

(2006年4月2日)

第6回 確率に関する問題

■今週はくじにかんする問題を考えます。いま、話題になっているのがロト6というくじで、史上最大のキャリーオーバーなのだそうです。キャリーオーバーというのは、当選くじがなかったので懸賞金が次回に繰り越す仕組みなので、それだけ分配するお金がたまっていることになります。

■さてロト6は1から43までの数字の中から6つの数字の組み合わせをあてればいいという単純なくじです。宝くじと違って自分で数字を選ぶことができるので、人気の高いくじですが、話を単純にするために今回は次のような問題にしましょう。
■1等は6つの数字の組み合わせをあてればいいことになります。くじは1枚200円で1つの組み合わせを書くことができます。

■さて、そこで

絶対に1等になるためには、最低いくらのくじを買わなければなりませんか?

■確率の問題ですが、絶対にあたるというためには、すべての場合を買わなければなりません。ではこの、くじの買い方は何通りあるのでしょうか。

■43×42×41×40×39×38が並び方を考えた場合の数ですが、これは組み合わせですから6×5×4×3×2×1で割ります。したがって答えは6,096,454通りになります。したがってこれに200円をかけますから1,219,290,800円。12億円あまりかけないとあたらないのですね。最高賞金は2億円ですから、全部買ったら大損ですね。ちなみにこの計算、私は筆算で計算しましたが、かかった時間は2秒!(え、今日は何の日?)

(平成18年4月1日)