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展開するにはシステム化

遠くから塾に通う、ということは近年はあまり見られなくなりました。

それなりに塾が展開したからですが、この展開に関して、いろいろやることがあった。

そのひとつが授業の標準化です。

塾の先生は割と個人技に走るところがあるし、それはそれでその先生の得手なのですが、しかし、みんなができるわけではない。

で、だれても同じようにできて、どこでも同じ品質の授業が受けられる、ことがシステム化には必要なのです。

だから、個人技を封じて、標準化する。テキストやプリントを共通化して、それを先生がシナリオ通りに授業をする、ということなので、だったら動画も同じではないか、ということになるわけです。

で、そこは何となく小学生だから、リアルな先生が必要、だと思われているところはあるのですが、そう幼い子ばかりではない。

立派に自分でやれている子にとっては、もっと自由にやれれば、いろいろなことができる、というのはその通りなのですが、まあ、それよりはビジネス。

ということで、各塾は地域に展開してきたわけです。

しかし、それもここのところ止まっている。すでに中学受験生がいるところには大方教室は出て行っているので、むしろ郊外の教室がこれから閉鎖される流れにはなっていくでしょう。

一方都心校舎はマンモス化するわけですが・・・。


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学校見学

夏休みを使って、学校を見学できるところがあります。

それ以外にも、子どもたちが学校を見る機会というのはあるのですが、実際に何が大事かと言えば「感覚」。

子どもの感覚は鋭いところがあり、行っただけで「行きたい」と思う場合と「行きたくない」と思う場合があります。

これはもう感覚だから仕方がないが、行きたくないと思ったら、なかなか乗らない。

だからそれはもう5年生のうちに済ませておくべきなのです。

6年生になって、併願校を考え始めると、また行かなければいけない、という場面が出てくるかもしれませんが、それもホントは5年生までにやっておいた方が良いでしょう。

そうでないと、いろいろ対策を整理できなくなってしまいますから。


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自由が利かない?

過去もずっと集団授業はあったのですが、しかし、以前は余白の部分があった。

つまり、集合授業が中心であっても、個々にそれぞれが対応して勉強できる余裕があったのです。

ただ、それがダブルスクール、トリプルスクールになる、というので、塾が自塾で支配する時間を多くしていったわけで、そうなると、今度は余白がない。

だから、ホントにやらないといけない、と思われることができないまま、他のことをやっているということが多くなる。

これが現在の子どもたちの負担が増えている直接的な原因です。

本来やるべきことを整理して、学校別対策をしていけば、ここまで大変なことをしなくてもよかったはずですが、塾側は自由にすれば、他の塾に行くだけ、という考えで現在の姿になっている、ということなのです。

自由が利かなくなっている分、遠回りをしている子は結構多く、それが目標の達成につながっていないから問題なのですが。


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