2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

消耗戦に引き込まれない

塾は昔から「不安産業」と言われます。

お父さん、お母さんを不安に陥れて、それで授業を取らせる、というイメージがあるからでしょうか。ただ、これは今もずっと続いている流れなのです。

安心させてあげない。不安にさせる。だから、組み分け試験があるのです。

このままだと、志望校には合格しませんよ、と毎月言われているようなもの、かもしれませんね。だから、やれ授業をとれ、個別をとれ、家庭教師をつけろ、ということになる。

しかし、まずは根本的に子どもが自分で勉強する体制になっているかを考えてみてください。

ただ勉強しなさい、と言われてやらされているだけでは、なかなか問題は解決しません。それでさらに家庭教師を雇っても元々逃げ腰なのだから、さらに逃げようとするだけなのです。

本当は自信をつけさせて、やる気にさせて、自分で勉強できるようにしていかないといけない。そこが今は、間違っていると言っても良いのです。

消耗戦に引き込まれずに、まずは子どもたちのやる気をどう育てていくのか、を考えてみてください。


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どの学校の過去問をやるか

受験する学校は平均すると5~6校ぐらいですが、それを全部10年分、4教科ということになると、大変です。

だから優先順位を決める、回数を決める、必要があります。

第一志望は最低2回、できれば3回10年分やりたいですが、安全校は3年分2回ぐらいやれば良いでしょう。1回でも良いかもしれません。

その軽重をしっかり考えておく必要があります。

また摸擬試験の成績によって受ける学校が変わる可能性もあるので、まずは変わらない学校から順に進めていきましょう。

なので、第一志望は変えない、が基本なのです。


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夏休みが終わってしまった

なぜ、こんなに時間が経つのは早いのか?と思っておられるかもしれません。

しかし、この暑い夏が終わって、秋がホントの本番。

子どもたちが本気になっていくのは、やはり少し寒くなってからの話。

いや、すでにがんばっている子も多いの、そこが実は心配な点です。

最近は、塾のスタートも早いし、土台ペースも速い。だからだんだん飽きてくるところもあって、本当は最後に伸びればいいのだけれど、そのタイミングを失いやすいところはある。

だから、秋に向けてしっかり準備を進めていきましょう。

ただ、秋は本当に忙しい。塾も増える、摸擬試験もある、学校行事もある。

これでまたあっという間に時間が経っていくのです。

だから時間を大事にしないといけない。

自分で勉強できる時間は大切に使いましょう。


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