なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第9回 子どもの可能性を受け入れて

■ 小さい子どもたちを見ていると、「大きくなりたいんだなあ」というのがよくわかります。いわゆる「ごっこ遊び」にしても、「大人の真似遊び」 にしても横で見ていると、子どもは自然に大きくなろうとしていることが感じられるものです。

■ ところがいざ受験準備が始まってみると、数字に支配されることが多くなります。偏差値、合格可能性、順位、それぞれが客観データとして取り上げられてきますが、どの数字をみても、子どもたちの可能性を否定する根拠にはならないのです。

■ これらの数字にはどこにも未来の可能性を想定するファクターがありません。残りの時間でどれだけ子どもたちが伸びるのか、その幅は何も見えてはこないのです。

■ ところが数字だけが一人歩きをして、「今の成績ではこの学校は無理だ」という考え方が常識的に生まれてきます。本当にそうでしょうか。私たちはこれまでたくさんの子どもたちの成績と結果を見てきましたが、その通りに出る子どももいればそうでない子どももたくさんいるのです。そしてそれは「君の夢は可能かもしれない」と受け入れてくれる人がいることで、可能になってくるのではないでしょうか。

■ 中学生や高校生に「やってみればできるんじゃない?」というと、「また、そうやっておだててもだめだよ」なんていう返事が返ってきますが、小学生に話をすると「先生もそう思う?」という言葉になります。それだけ子どもたちは非常識ともいえるのですが、その分伸びる余白がたくさんあるわけです。

■その可能性をまず、親が受け入れてあげることが、成長のスタートではないでしょうか?

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第8回 子どもが塾に行きたくなくなったら?

■ 毎週塾に通うのが当たり前。という中でたまに塾に行きたくない子どもたちが出てきます。

■ 原因はさまざまですが、成績が悪いばかりではない。子ども同士の問題もあるし、先生との相性もある。教科で先生が変わるところだと、あの先生がどうしてもいやだ、という話だってあります。

■ せっかくお金を出しているんだから、行きなさいよ、という感覚はさすがに保護者の中ではないと思いますが、よく話は聞かないといけませんね。いったい子どもがどう思っているのか、何がいやなのか。

■ 成績が伸びない、組みわけテストがいやだ、というのはわがままな部分はあるものの、やはり何かを解決しないと変わりません。これまで多くの受験生が乗り越えてきた部分ではありますが、しかし、程度の差こそあれ、いろいろ手は打たないといけない。

■ 塾の先生とも相談しながら、子どもの気持ちも汲みつつ、具体的な変化を起こさなければなりません。でないと、子どもが塾をさぼるようになる。塾の前まで送ったにもかかわらず、行ってない、なんてことだって起こるのです。

■ ただし、本人のいうことばかりを聞く必要は当然ありません。問題は我慢させる場合でも、ここが変わったから「今までとは同じではない」と感じさせるのがポイントでしょう。

「それはあなたの勝手な想いこみでしょ?」
と批判されるだけだと、子どもには具体的に進む道がなくなってしまいます。すでに袋小路に入り込んでいる可能性はあるわけだから、変化を起こすことが大事です。

■ 最悪、中学受験はやめてもいい、と親はどこかで思っていることも大事です。その発想があれば、親はいろいろな手が思い浮かび、それが解決に結びついてくるでしょう。子どもはどこかで話をしっかり聞いて欲しいと思っているので、とにかくまず話を聞いてあげてください。怒らずに。

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第7回 高望みの子、現実的な親

■ 高望みの子、現実的な親というパターンが中学受験では普通でしょうか。

■ 子どもは世間知らずだし、生きている経験も当然少ないですから、自分の夢が広がります。これが当たり前だし、それで良いと思うのです。まだ12歳。そんなに簡単に自分の夢をあきらめてもらっても困ります。

■ とはいえ、受験が近づいてくると、成績は出てくるし、偏差値もだいたい見えてくる。親は現実的になり、合格しそうな学校を選ぶ、ということになりますが、子どもは自分の夢をあきらめない。そこでいろいろ問題があったでしょう。

■ だから、第一志望は、子どもの夢を。第二志望以下は現実的な線で。という考え方をするのが一般的なのです。ただ、志望校は子どもをひっぱるエンジンでもあるので、これをあきらめさせると勉強に力が入らない。だからこういう流れが良いというお話をずっとしています。

■ ところがこの逆がある。現実的な子、高望みや親。

■ これは問題かなあと。でも、子どもは毎回の組み分けテストや模擬試験や、先生の説得や、ということで現実的になる可能性がなくもない。でも現実的になってもいいが、「どうせだめだから」とか「できないものはできない」と諦められても困るのです。
実際、早くから勝手に限界を決め付けてしまって勉強しなくなるのが一番いけない。

■ だから小学生は褒めて育てたいのです。最近はデータばかりで、子どもがすぐ凹んでしまう感じがします。だから褒めてあげる機会をなるべく多くしないと、中学受験はバランスがとれません。

■ 一方、高望みな親も、問題ですかね。やはり、子どもにとって負担が多い。反抗期が長引く原因にもなります。親は、常に子どもの応援者であってほしいし、冷静な観察者もあってほしい。

■ 親が受験をしているような気になっている、お父さん、お母さん。今一度冷静に。

■ 「子どもの受験です。

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