投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

合わないところは

どんな学校でも合うところはあるでしょう。自由な学校は、子どもたちがのびのびできるし、自分の個性を発揮しやすい。

しかし、問題なのは合わないところなのです。例えば宿題の管理が厳しい。当然、学校としてはある指導方針があってこうしているわけですが、しかし、それを子どもが受け入れられるかどうかはわからない。

合うところは本人にとって心地がよいから良いのですが、しかし、合わないところは心地が悪いわけだから、本人が我慢しなければいけないことになります。

これから先の人生を考えたならば、多少なりとも我慢できるようにした方がよさそうではあるものの、この時期の子供たちが我慢上手かと言えばそうではないわけで、そこからいろいろな問題が出てくる。

したがって合わないと思えるところは徹頭徹尾排除するくらいに考えた方が良いのです。

ダメなものはダメ、とさっぱり諦めた方が良い。

親からすれば良い学校なのに、と思えるところは本人にとって我慢しようのないところでもあるのて、冷静に考えてください。

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PISA型入試へ

大学受験の評価方法が変わるということで、少しずつですが中学入試にも変化が見られています。

そのひとつが思考力を問うPISA型の問題の増加。PISA型は、おもに公立一貫校の検査問題として使われていますが、要はあまり知識が必要ではない。その分、そこに与えられた資料やデータを元に、いろいろなことを考える、という問題で、これまでもいくつかの学校の理科や社会で取り入れられてきています。

で、大学受験の評価方法が一発勝負ではなく、途中の学力も判定する方法へ変わっていくので、ただ知識を詰め込む、というのはあまり意味がなくなってくる、と考えられているようです。

一方でPISA型の中学入試の利点は公立一貫校と併願ができることです。

従来の私立の入試問題だとどうしても知識を覚えなければいけないので、公立一貫校の検査問題と対策が異なり、両方受けるためにはそれなりの準備をしなければなりませんでした。しかし、PISA型入試だけの問題にすれば、公立一貫校の受験生が併願できる可能性がでてきます。

今年は公立一貫校の受験生が減少しましたが、それでも公立一貫校の競争率はこれまでかなり高いところにあるので、その層を取り入れられれば、と考える学校があるのは自然なのことです。

ただ、経済的には公立一貫と私立では差があるので、PISA型にすればすぐに受験生が増える、というわけにはいかないでしょうが・・・。

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第190回 変革と伝統

■ 現在の私学の中で、戦後できた学校は少なくありません。しかし、それらの学校もすでに70年近くの歴史を積み上げているわけで、その校風が伝統になっているでしょう。

■ しかしながら、今の学校の校舎を見れば、当然のことながら昔の学校のそれではないし、教育システムも違うし、教える内容も変化してきているわけで、これらの学校の中に多くの変革が積み重ねられている、ともいえるのです。

■ ともすると、教育現場というのは保守的になりやすいところがあります。これまで良かったことをなぜ変える必要があるのか。今までうまくいっていたから、そのままでいいじゃないか。という議論は多くの教育現場で聞かれました。しかし、本当にそれが正しかったかと言えばそうではないことの方が多かったでしょう。伝統は保守的な態度の下で積み重ねられているわけではない。むしろ、トライアンドエラーの中から良かったものが残り、それが伝統となっているのです。

■ 入試制度などは確かにいじらない方が良いという面もあります。しかし、その結果として子どもたちが失っているものが多いのだとすれば、やはりここで変革を求めていかないといけない部分はあるでしょう。少子化が進む中で、国を担う人材が必要な力はこれまでと変わってくることはあるわけで、むしろ学校という現場はそこに敏感になっていなければいけないのかもしれません。

■ 「変わる勇気を持たないと、学校はだめになる」とある校長先生から聞いたことばを思い出しました。

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