投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

ていねいさを前面に

10月に入って、残り時間が気になる6年生も多いかもしれません。

しかし、あせる必要はない。これから試験までの間に、やれることをていねいにやる。

大事なのはていねいにやること。

例えば過去問をやる。わからない問題がある。解説を読んで、しっかり理解する。ということをていねいにやる。

暗記のテキストをやる。焦っていい加減に字を書いたりしない。ていねいに、トメ、ハネに注意して字を書き、答え合わせをしっかりやる。間違えて覚えていないか、確認するのも大事。

今、やっている問題は、もうこの先やらないかもしれない。

でも、その問題が入試に出るかもしれない。だったら、今、ていねいに勉強して理解すればいいのです。

で、そうなるとたくさんの問題ができない、と考えるかもしれない。しかし、ていねいに勉強しないでたくさんの問題をやっても力はつきません。

だからやれることをやろうと思えば良いのです。

最後、僅差の勝負を制すことができるのは「ていねいに問題を解く子」なので、それを今から実行しましょう。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月3日の問題(速さに関する問題)

1週間無料公開されています。


過去問の経過を記録する

ただ過去問をやる、点数を記録する、というだけでなく、ミスの原因や気になったところ、まだ覚えていないなあと思えるところ、そういうことをしっかりメモしておきましょう。

ただし、記録を残しておしまい、ももちろんダメです。

ちゃんと見直す。で、手を打っているか、子どもと相談しましょう。

ただやらせる、もダメ。

やることはたくさんあるので、子どもたちは「さらに増える」としか思えない。だから、何かを削って、これをやろう、という感じで進めるしかありません。

何でもやれるわけではないから、ちゃんと計画を立てないといけない。

やらなければいけないことだらけになってしまってもいけないので、しっかり、優先順位をつけていきましょう。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月2日の問題(規則性に関する問題)

1週間無料公開されています。


東京入試

近年、割と地方校の東京入試が増えてきました。

基本的にこれらの学校は寮を持っているので、東京から入学することは当然できるわけですが、だからといってたくさんの生徒が来るか?といえばそうでもない。

学校としては、1人でも2人でも来てくれれば良い。それ以上に、お試し受験で使ってもらうことで、学校の知名度が上がれば良いと思っています。

例えば神奈川の生徒は1月に埼玉県や千葉県の学校にお試し受験に行くのは大変です。

しかし、東京の大学や貸会議室を使って、これらの学校の入試を受けられると、まあ、それなりに受験の雰囲気は味わえ、まあ、合格もそこそこ出してくれるので、気分が良いということにはなるのです。

毎年東京で入試をやっているうちに、学校を知る人は多くなっていけば、そのうち、地元の受験生も少しずつ増えていくことになるので、これらの学校の入試はぜひ利用されると良いでしょう。