投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

あと100日が一番伸びる

そろそろ東京、神奈川の入試まで100日になってきました。

実は、この100日間が子どもが一番伸びる時期なのです。

夏休みが、天下分け目なんで言いますが、それは塾の宣伝文句みたいなもので、ホントはここからの100日が一番伸びる。

理由は、やはり締め切り効果でしょう。

最近は禁止されてはいるものの、やはり子どもたちの間で、どこを受ける?という話は出てきやすい。で、小学校の同級生が同じ学校を受けるらしい、とか聞くと、もう大変。

え、僕が落ちたらどうするの?

別にどうもしないのですが、しかし、本人にはプレッシャーがかかります。だからまあ勉強する。

ここは大いに、勉強してもらいましょう。

100日ぐらいなら、目一杯やっても問題はない。が、塾通いが長くなって、もうくたびれてしまっている子も見受けられることは事実ですが・・・。



中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
合格しても落ちこぼれては意味がない



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言わないと勉強しない?

4年生や5年生ならともかく、この時期の6年生で「言わないと勉強しない」という子は、そう多くはないと思われているかもしれません。

いやいや、そんなことはない。

まだまだ、そういう子は少なくないでしょう。だいぶ割合は減ってきていると思うのですが、まだある程度の割合でいる。

「今、やろうと思ったのに、うるさいなあ」

というのも、定番の返事。

「お母さんがそういうと、やる気がなくなるんだよ」

もまた紋切り型の返事。

しかし、実はやる気は、もともと脳にはないという研究もあるそうです。

つまり、とにかく始めると、いろいろなことが進む。

そこで、やろうとか、やるのやめようか、というのが浮かんでくるのだそうで、いろいろ研究もあるものですが、しかし。これに合わせるととにかく始めれば良い、ということになる。

ということは、始めないから問題になる。なぜ始めないか?

他のことをやっているから、でしょう。

ゲームにしろ、テレビにしろ、マンガにしろ、ここはやはり目の前から消さないと、いけないところではあるかもしれませんが・・・。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
合格可能性80%以上でも落ちる?


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安全校選びは大事な戦略

合格可能性が20%の学校を3校連続して受験するとすると、3校とも落ちる確率は

0.8×0.8×0.8=51.2%

という計算になります。ということは全部落ちるのは半分の確率しかありません、どこかには入りますから、という判断もできなくはないのですが、しかし、残念ながらかなりの確率で全部ダメということになるのです。

確かに数字上は50%なんだけれど、この勝負はやはり分が悪い。

ところが1校80%以上の学校が入ると、全部落ちる確率は0.8×0.2×0.8=12.8% ということになって、これはだいぶいい感じになってきます。

つまり、1校は安全校を入れる、という戦略は数字的にも悪くはない。

かつ、1校入った、ということは子どもたちや家庭にかなりの安心感をもたらすので、その後の戦いも心理的に有利に働きますから、プラスであることが多いわけです。

だから塾の先生は、「1校は必ずとりましょう。」という選択を薦めるし、それは悪い選択ではありません。

ただ、中途半端に下げても安全校にはならない。安全校というのは、まず間違いなく合格する、という学校です。しかも行かせても良い、とある程度腹をくくれる学校でないといけない。

なぜならば、行かないかもしれない、というのでは「安心できない」から反転攻勢になっていかないからです。

だからちゃんと行かせても良い安全校を考えないといけない。ただ行かせてもいい、という条件が結構足を引っ張る。その分下がりにくくなり、安全校になっていないケースも出てきます。

この辺のことはお父さん、お母さんの方でしっかりと考えてあげてください。



中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
答案は返ってこないので・・・



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