投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

国語の点数を上げるには

国語は点数が取れるようになると、あまり下がらない科目です。

なぜでしょうか。

実は、国語は点数の取り方があるのです。これを知らず知らずマスターした子は、点数を確実に取る。一方でそうでない子はいくらやっても、なかなか点数が取れないのです。

一番の違いは選択問題に表れます。自由記述の問題は、いろいろ考え方があり、また正解もいくつか考えられる場合がありますが、選択問題の場合は、答えは決まっている。その選択問題を間違えなければ、まあ、そこそこ点数はまとまってくる。

国語の点数が安定している子は、この選択問題で間違えないのです。

できる子は選択問題の答え方をマスターしているのです。

これは問題の作り方に理由があります。

読解問題は、もちろん中学校の先生が作るわけですが、本文は著者が別にいます。ということは著者が問題を作るわけではないので、あくまで本文を根拠に問題を作らなければならない。

したがって選択問題の場合、これが正しい、あるいはこれが違う、というのが本文の中で判断できるような選択肢にするしかないのです。

だから、選択肢を見て、あ、ここは違う、これは書いてない、など否定する根拠が見つかれば、どう考えてもアしかない、という道筋になる。

この考え方をマスターするのが一番、国語の点数を上げる方法です。

私は良く、子どもたちに選んだ理由を聞きます。

どうしてアなのか?

間違う子は、何となく選んでいるのです。ウよりはアかな、みたいなそんな感じ。そうではなくて、ウはここが本文の記述と違うから、×。だからアという考え方が必要なのです。

その考え方は実際に入試問題をやってみながら練習するしかありません。これからはどうやって得点を伸ばすか、ということが大事ですから、ぜひ、この点を踏まえて読解練習をしてください。

常に根拠を考えるくせをつけると、選択や書き抜きの問題は間違えなくなります。


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速さに関する問題

2017年雙葉学園中学の問題です。


川の上流にA地点、中流にB地点、下流にC地点があります。船PはA地点を、船QはC地点を同時に出発しました。
下のグラフは、その後の様子を表したものです。船PはB地点、C地点でそれぞれ何分かずつ、とまりました。

20170425t001

船QはB地点に着いたとき、エンジンが故障して止まり川に流されましたが、修理して元の速さでA地点に向かいました。
川の流れの速さと、静水での船P、Qの速さはそれぞれ一定です。
(1)船Pと船Qの静水での速さはそれぞれ時速何kmですか。(式と計算と答え)
(2)船QがB地点に着いてから、元の速さで動き出すまでに何分かかりましたか。(式と計算と答え)
(3)船PがB地点にとまっていた時間の合計は何分何秒ですか。(式と計算と答え)
【解説と解答】
(1) Pの下り 40分で42kmだから時速63km Pの上り 45分で42km移動しているので、時速56km (63+56)÷2=59.5km
  流れの速さは時速3.5km Qの上りの速さは42kmを2.5時間で移動しているので、時速16.8km 静水時の速さは16.8+3.5=20.3km
(答え)P 59.5km Q 20.3km

(2)元の位置に戻るまで179-150=29分です。川の下りの速さ:Qの上りの速さは3.5:16.8=35:168=5:24
したがってもとの速さに戻るまで24分かかっています。
(答え)24分

(3)PがCからBに戻るまで45分かかり、その時間でQがBからAまで行っているので、16.8×$$\frac{3}{4}$$=12.6km・・・AB間の距離
12.6÷63+12.6÷56=0.2+0.225=25分30秒
BC間を2往復しているので、(40+45)×2=170分
250分-25分30秒-29分-170分-4分=21分30秒
(答え)21分30秒

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)


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偏差値表に気をつける

受験後半では多くの方が利用する偏差値表があります。

縦軸が偏差値、横軸が受験日という表ですが、使い方には注意が必要です。

これは大人でもそうですが、上の学校ほど「良い」学校と思い込んでしまう傾向があるからです。

入学が難しいというのは、その通りでしょうが、しかし、それが子どもにとって良い学校であるとは限らない。

「偏差値が高くて「悪い」学校があり、偏差値が低くて「良い」学校があるのです。

例えば非常に校地が広くて、なかなか子どもたちの管理が大変な分、生徒が伸び伸びと育っている学校と校地が狭くて子どもをかっちり管理した結果大学受験の結果を伸ばしている学校があるとします。

後者の学校の方がお母さんには人気があるでしょう。その分、偏差値は高くなりやすい。

しかし子どもの大切な6年間がただ受験準備のためにあるのは、あまり感心できる話ではありません。むしろそれ以外の魅力が前者の学校にはあるかもしれません。そういうところはこの表には出てこないのです。

問題は「その学校が子どもにあうか?」という問題です。

偏差値が高くても「合わない」学校に行くと子どもにとっては大変でしょう。下手をすると不登校になってしまうし、いったん外れてしまうと公立ほど手厚くはありませんから大変苦労することにもなりかねません。

この表はひとつの参考にして、学校選びは自分の目でしっかり学校を見据えて「わが子に合うか?」を考えて選んでください。

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5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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