速さに関する問題

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2017年雙葉学園中学の問題です。


川の上流にA地点、中流にB地点、下流にC地点があります。船PはA地点を、船QはC地点を同時に出発しました。
下のグラフは、その後の様子を表したものです。船PはB地点、C地点でそれぞれ何分かずつ、とまりました。

20170425t001

船QはB地点に着いたとき、エンジンが故障して止まり川に流されましたが、修理して元の速さでA地点に向かいました。
川の流れの速さと、静水での船P、Qの速さはそれぞれ一定です。
(1)船Pと船Qの静水での速さはそれぞれ時速何kmですか。(式と計算と答え)
(2)船QがB地点に着いてから、元の速さで動き出すまでに何分かかりましたか。(式と計算と答え)
(3)船PがB地点にとまっていた時間の合計は何分何秒ですか。(式と計算と答え)
【解説と解答】
(1) Pの下り 40分で42kmだから時速63km Pの上り 45分で42km移動しているので、時速56km (63+56)÷2=59.5km
  流れの速さは時速3.5km Qの上りの速さは42kmを2.5時間で移動しているので、時速16.8km 静水時の速さは16.8+3.5=20.3km
(答え)P 59.5km Q 20.3km

(2)元の位置に戻るまで179-150=29分です。川の下りの速さ:Qの上りの速さは3.5:16.8=35:168=5:24
したがってもとの速さに戻るまで24分かかっています。
(答え)24分

(3)PがCからBに戻るまで45分かかり、その時間でQがBからAまで行っているので、16.8×$$\frac{3}{4}$$=12.6km・・・AB間の距離
12.6÷63+12.6÷56=0.2+0.225=25分30秒
BC間を2往復しているので、(40+45)×2=170分
250分-25分30秒-29分-170分-4分=21分30秒
(答え)21分30秒

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)


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