投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

社会は好きだが、算数は嫌いな子の勉強法

社会はできるが、算数はできない、という子は結構多いのではないかと思います。

こういう子は覚えるのが比較的得意で、語彙が多いのです。語彙が多いのは覚えるのが得意だからでもあるのですが、言葉を聞いて、覚えようとせずとも覚えられる。歴史の話を聞いていて、何とはなしに覚えられてしまう。だから、社会は得意なのです。

社会という科目はとにかく知っているか、知らないかで決まります。知識を持っていれば得点がとれる科目だから覚えればいい。だから社会ができる子は、特に大変なことをしなくても覚えられている側面があります。

一方算数は考えないといけないから、できなくなっているところがある。しかし、算数も知識だと思うと、話は少し変わってきます。

こういう子どもたちはまず算数の解法を知識として覚える勉強をやると良いのです。つまり一行問題のようにシンプルなものをとにかく繰り返し解いてその解き方をパターンとして覚えるのです。
これはある意味問題をよく読まなくなるリスクがあるわけですが、まずは一点突破しましょう。そうやって算数の解き方の知識が増えていったとき、あるとき、突然その知識がつながり始めます。

そうなると自分で考えるようになる。実は少しずつわかるようになって算数が面白くなってくるからなのですが、その分一行問題の解法の蓄積が必要になる。

カリキュラムがいったん終わったら、難しいことを棚上げして、一行問題のまとめに取り組んでください。夏休みまで、ずっとそれに取り組んでみると、少しずつ変わってくると思います。


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第273回 模擬試験の種類

■ これから各塾で模擬試験が行われますが、模擬試験は大きく分けて2つあります。

■ ひとつは1種類の試験ですべての学校の合否判定をする模擬試験。これは学校別傾向に合わせるということではなく、成績の分布で合否判定をします。したがってなるべく広く、しかも正規分布に近い形に結果が出るように問題が作られる。形式も簡単な問題から難しい問題まで幅広く、問題量も多い。実際にこんなに忙しい入試はありません。多くの子どもたちが、「間に合わない」と思うテストですが、だからこそ結果がわかるというところはあるタイプです。

■ もうひとつは学校別模試。各校の出題傾向に似せたそっくり模試ですが、これは残念ながら種類がそう多くはない。大抵の場合、2月1日の上位校が並ぶだけでしょう。

■ 第一志望の学校別模擬試験があれば、まずそれを優先するのが良いかと思います。ただ、データは偏る可能性がある。当然のことながら、その学校を受験する生徒のかなりの割合が受験する、というようにはならない。だから合格可能性の判定を考えるより、出題傾向の練習をする、と考えた方が良いかもしれません。

■ 一方で併願校を考えるのであれば、前者の合否判定模試が良いでしょう。ただ、これも近年受験者が各塾に分かれてしまっているので、2社ぐらいを最低2回以上受験してデータを見ていく方が良いでしょう。2回以上受けるのはやはり成績の流れをつかむ必要があるからです。上向いているのか、そうでないかで併願校の選択は大きく変わってくるので、成績の変遷は見られるようにしてください。

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こんなはずでは・・・

大手の塾でかなりのクラス数がある教室に通っていた子がいます。

人数が多いので、なかなか上のクラスに行けない。というか、かなり下のクラスの方にいてずっと変わらないので、このままではまずいのではないか、というので、カリキュラムが終わったところで、家の近くのもう少し規模の小さい塾に行ってみた。

それでも自分は大手にいたのだし、入室テストも通ったのだから・・・と思ったら、その小さな塾でも下のクラスだった、というのはよくあることです。

もう少し小さい塾というのでも当然上位から下位まで生徒が分布しているわけで、その規模が小さいだけです。だから上位の子も当然いるわけで、下のクラスの子ばかりがいるわけではありません。

だから大手の塾であろうと、成績が芳しくない、ということは早く手を打たないといけない、ということなのです。小さな塾に移れば自分はまだ上位になる、などと思ってはいけない。

ついていけない、という状況になったら、小さな塾でもついていけない可能性があるのだから、早く手を打たないといけないのです。今のままではそう大きくは変わらない。もう少し基礎からやり直す、とか、やるレベルを絞ってまずは自分がわかることを増やす、とか、何らかの手を打たないと状況は変わりません。


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