塾のシステム化の価値

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塾の規模が大きくなるにつれて、先生の指導力よりも塾全体のシステムで合格に導く、という考え方が強くなります。

例えばカリキュラムやテキスト、あるいは模擬試験、学校別対策の分析や教材などを一元管理することによって、一人の先生が行う独特の指導は排除する。そして、すべての教室で同じような品質の授業が行われていくようにシステム化していきます。

ある先生が辞めて、近くに塾を作ったところで、それが多少影響があったとしても1年、2年で片が付いてしまうような体制をとるわけですが、一方でそういうシステムだからこそ先生に不満が残るという面があります。

自分としてはもっとこういうところを教えなければいけない、と思うが、カリキュラムが決まっていてままならない。

では補習をと、考えるがその先生だけが補習をやるのはまず許されない。他のクラスの子どもたちにすれば、それが不公平に見えるからです。

そういう状況があるからこそ、自分の塾をやりたいと思う先生が多いのでしょう。

しかしある規模できちんと体制が整っている状況は、その分だけお金も時間もかけられてシステム化されているわけだから、それなりのメリットが大きいのです。

例えばレストランで考えてみると、センターキッチンがあってどこの店でも同じ品質のものが食べられるチェーンのレストランと、オーナーシェフがいて材料も吟味してその店ならではの料理が出てくるところでは言えば、当然後者の価格が高いでしょう。

しかし塾の世界では、むしろ前者の方が価格は高い。

塾は情報産業である面があって、入試問題の分析にしろ、教材の開発にしろ、蓄積されたノウハウと資本があるからこそ、優れたものができている部分があるのです。

最近はIT化が進み、例えば模擬試験の結果が試験の翌日か翌々日にホームページで見れたり、過去の成績データが自分のページに記録されているようなシステムが提供されるようになっています。これは個人情報を管理するわけだから、それなりに作るのにはお金がかかる。ハッキングに対する対策もしなければならないし、サーバーをダウンさせるわけにもいかない。

そういう情報化の面が強くなっている分、塾のシステム化の価値はさらに高まっていると言えるでしょう。

昔はそういうものがなかった分、ベテランの先生の指導が目だった部分があるわけですが、それはシステムで充分効果を出せるようになっているので、今はどのシステムで行くかということを選ぶ時代になったと言えるかもしれません。

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