勉強させる学校

Pocket
LINEで送る

近年、進学実績が上がっている学校に共通していることは「勉強させる学校」であるということです。

以前、英語の能力別クラスの話をしたことが合ったかと思うのですが、多くの学校は能力別クラスの編成はしていません。

ただ、英語をすでに勉強している子どもたちは多いので、いろいろな能力があるから、能力別にすること自体に無理がある。

そこで取られたのが、ABCからスタートするが、一気に進んで行く方法。いわゆる中学の過程は遅くて2年。早いところは1年から1年半で終わってしまう。

だから相当に勉強させることになるのです。

英語がこれだから、数学も他の教科もそれなりにスピードを出す。確かに、中学受験の算数は中2ぐらいまでの範囲に手を伸ばしているので、数学もかなりスピードを出す。

なので、宿題は多いのです。

それをクリアできる力がある子が集まっているからとも言えるところはあり、ある程度潜在的に力がないとドロップアウトすることになるだろうが、しかし、その子どもたちのフォローをするよりは、出来る子を伸ばすことに徹しています。

だから結果が出るといえば出る。これは塾的な発想ではあるけれど、それで集まる生徒が良くなれば良い、ということなので、問題は最初にそれなりの生徒を集められるか、がひとつの鍵なのですが、ここで苦戦している学校も少なくはないのです。

この辺、やはりマーケティング手法が必要な部分はあるわけですが・・・。

それにしても、受験で大変だったのに、息つく暇もなく、また勉強させられる、って、知らないよなあ、きっと。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
授業の標準化


オンラインで完結する中学受験 田中貴社中
通塾時間がもったいない












Pocket
LINEで送る