6年生の2学期の最初の組み分け。
何がうまくなかったのかわかりませんが、その子の成績は急降下に近かったでしょう。
で、その瞬間、彼女は断固たる意思で塾を止めました。
親はまた取り返せば良いじゃない?と言ったのですが、しかし6年2学期は通常よりも少し組み分けのスパンが長い。その間、下のクラスで勉強など、絶対にできない!ということで、まあ、あっという間に辞めて個別の塾と家庭教師に変わりました。
まあ、塾がなくなって個別に切り替わると、やはり少し時間的な余裕が出るところもあって、それを使って彼女は猛然と勉強をスタートさせ、過去問をやり、不得手を総復習し、先生にいろいろ質問し・・・で、2ヶ月後の摸擬試験ではトップ層に返り咲いていました。
でも、塾に戻ることはなく、そのままの体制で入試へ。見事志望校合格を果たしました。
こういう断固たる意思を見せるのは圧倒的に女子が多いのです。男の子についてはあまりそんな話を聞かない。が女の子は、精神年齢が高いせいか、まあ、自分ができはじめているところもあって、断固たる意思を持ってやり遂げるところがある。
まあ、山の登り方はやはりいろいろあるのです。
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