手を出すのをがまんする

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子どもが、何かをしている様子を見ていると「まどろっこしい」と思うことがあります。

何かのふたをあけようとしているのだが、うまくいかない。

「ほら、こうやるんだよ」

と親がやるのは簡単です。で、こういう光景はいたるところにあるでしょう。

しかし、教育的に言えば、あまりよろしくはない。

なぜか?

自分でやりきるチャンス」を奪ってしまっているからです。

最近は1つの家庭にいる子どもの数が少ない。その分たくさんの大人の目が子どもを見守っているところがある。

その結果として、大人が「がまん」できずに、つい「やってあげて」しまう。

うまくいかないくても、大変でも、やりとげる、ということは、最後に子どもに大きな力と自信をプレゼントします。

新学年になって、いろいろ勉強で苦労しているところがあるかもしれません。

でも、本人ががんばって乗り切れたら、それは子どもの成長につながるのです。

ちょっと、待ってみませんか?

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