2018年フェリスの問題です。
ヒトは生きていくために食べ物をとります。口から入った食べ物は消化され、食べ物にふくまれる水分や養分は、体内に吸収されます。吸収されなかった物は、体外へはい出されます。図1は、食べ物の消化に関わる体の部分を表しています。
1 図1の①~⑨の部分を、①から入った食べ物が⑨で体外へはい出されるまでに通る順番に並べかえなさい。ただし、使わない番号があってもよい。
2 ヒトの体内で、次の(1)(2)のはたらきをする部分を、図1の①~⑨よりそれぞれ1つずつ選び、答えなさい。また、その部分の名前を答えなさい。
(1)主に食べ物にふくまれる養分を吸収する
(2)体内に吸収された養分をたくわえたり、体にとって害になるものを分解する
3 よくかんで食べたほうが、消化によい理由を2つ説明しなさい。だ液のはたらきについて調べるために、次のような実験をしました。
【実験】試験管ア~クに次のものを入れて、それぞれよく混ぜる。
試験管ア~クを約40℃の湯につけ、10分後、それぞれの試験管にヨウ素液をたらして反応を観察する
4 試験管アと試験管イで予想される結果と、それら2つの結果をくらべてわかることを説明しなさい。
5 試験管イと試験管ウの結果をくらべることで何について調べることができますか。
【解説と解答】
1
1口→2食道→6胃→8小腸→5大腸→9肛門
(答え)1→2→6→8→5→9
2
食物の養分を吸収するのは小腸、栄養を蓄え、毒を分解するのがかん臓
(答え)(1)番号8 名前 小腸 (2)番号 3 名前 かん臓
3 細かくすると消化酵素とふれあう面が増え、だ液が多く出れば消化酵素が増えます。
(答え)
食物が細かくなり、消化酵素とふれあう面が増えるから
だ液が多く出て、消化酵素が増えるから。
4 試験管アでは消化酵素がないので青紫色になる。だ液ででんぷんが糖に分解されると、ヨウ素反応は起きません。
(答え)試験管ア 青紫色になる。 試験管イ かっ色のまま変化しない。
2つを比べてわかること だ液によってデンプンが分解される。
5 塩酸がウに入っていることから、ウの試験管は酸性になっています。
(答え)だ液は酸性と中性ではどちらがよくはたらくか、ということ。
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