容積に関する問題

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2015年頌栄女子学院の問題です。


 図1のように、たて60cm、横100cm、高さ40cmの直方体の形をした水そうがあり、しきり板でア、イの2つの部分に分けられています。イの部分には直方体のブロックが図1のようにおいてあります。イの部分に毎分6Lの割合で水を注ぐと、イの部分の水の深さは図2のグラフのようになります。なお、直方体のブロックは水に浮かないものとします。次の問いに答えなさい。

(1)図2のグラフにおいて、A、B、Cにあてはまる数を求めなさい。なお、答えの求め方も鋭明しなさい。
(2)この水そうがいっぱいになるのは、水を注ぎ始めてから何分何秒後ですか。なお、答えの求め方も説明しなさい。


【解説と解答】
(1)グラフから仕切りの高さは20㎝です。水を入れ始めてから9分でAまでくるわけですが、Aはブロックの高さに等しくなります。
したがってブロックの底面積を除くイの底面積は70×60-30×20=4200-600=3600
3600×A=6000×9=54000よりA=15cmです。すると高さ5cm分が9分からBまでにかかる時間ですから、70×60×5÷6000=3.5分なのでBは9+3.5=12.5分になります。
アの部分は60×(100-70)×20=36000cm3ですから、36000÷6000=6分より、Cは12.5+6=18.5分になります。
(答え)A 15 B 12.5 C 18.5

(2)残りは高さが20cm分なので60×100×20=120000cm3ですから、120000÷6000=20分より、18.5+20=38.5分後になります。
(答え)38分30秒後

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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