東京、神奈川の受験については2008年からずっと受験率が減少しています。
2月1日の受験者を1都3県の小学6年生の数で割った受験率は、2015年が12.3%。2014年も12.3%。ピークは2008年の14.8%でそこからずっと減り続け、今年は昨年と同じだったので、一応下げ止まっただろう、と考えられています。(いずれも森上教育研究所調べ)
ただ、反転するかというと、そうでもないでしょう。今年はサンデーショックで受験者はやや増えただろうと思われるのですが、2016年はまた例年の体制に戻る分、さらに受験生は減少するだろうと思っています。
一方で上位校は倍率の減少はあるものの、その受験層がすでに模擬試験等で絞り込まれてきており、実力伯仲、僅差の勝負、ということになってきています。だから一般的に65以上の学校の難しさは変わらないでしょう。しかし、65未満の学校についていえば、やはり全体の受験動向に左右されてくるところがあり、60前後から50前後までの学校では昨年の受験者数から減らす学校も出てくるだろううと考えています。
2016年は桐朋中学が複数回受験に変わったので、東京西部の男子中学受験生の動向に変化が出てくると思います。またサンデーショックから平年に戻るので女子校の昨年からの日程変更は多いものの、この動きは目新しいものではないので、大きな影響はないだろうと思われます。
一方昨年初めて減少に転じた東京の公立一貫校がどうなるか、注目されます。元々かなりの高倍率になっているので、ある程度調整は必須なのでさらに倍率が減少する可能性はあるでしょう。
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