個別指導・家庭教師は数ではなく

集合塾はやはり、数で勝負、というところがあるでしょう。

まあ、それでその塾に通う生徒が多いわけですから。

しかし個別指導や家庭教師はそこにいる生徒が断然少ない。

しかも先生が教える手間が一人にかかっているから、元から数で勝負できるわけもないのです。

ただ、フォローの中身は大事だろうと思います。

たまに選抜テストがありますか?とか、入室テストがありますか?と聞かれることはありますが、ありません。

授業が受けられるなら、勉強してもらって、フォローしていきます。

当たり前ですが、困っているから来られるので、それを「あ、うちはムリです」とは言えない。

まあ、そういう風にやっているのは、うちだけではなく、家庭教師の先生方はみんなそうだとは思いますが…。


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競争に意味がないところ

例えば上位のクラスの子は、基礎はある程度さらっとやって、(あるいはあまりやらないで)、応用問題を練習するでしょう。

しかしロークラスの子は、基礎からスタートしないとわからないし、時間もかかる。したがって応用問題に達しない。

その子達が競争する意味はないのです。このやり方は上位の子に合っているだけで、ロークラスの子には合っていない。

別にロークラスの子が上位の子と競争する必要はないし、その手間も時間ももったいない。それよりは、さっさと基礎に集中できる時間をつくり、さらに想定する志望校に向けて準備を進めていく方がよほど効率が良いのです。

今のやり方は集合塾が、自分の塾の運営に一番良いやり方をしているだけで、子どもたちにとってプラスにならないところが、実はたくさんある。

が、なんとなく、塾の言う通りやらないと上手くいかないのではないか、と思いがちなのです。

受験勉強は力がつくようにやらないといけないわけで、我が子に合った勉強法を進めていきましょう。


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あんなにやらなくても良かったんじゃない?

受験を終えてみて、6年生の後半の勉強を考えると、5年生の後半から6年生の1学期までの勉強について

「あんなにやらなくても良かったんじゃない?」
とか
「あそこまで難しいことは出なかったんじゃない?」
という意見があるでしょう。

その通りです。
しかし、塾はすべての学校を対象にするから、全部の範囲を終わってからでないと、学校別の対策に入りません。

集合塾は全体をなるべく同じカリキュラムで動かしたいし、組み分けとか、全部同じに進めないと一元的な順位表は作れませんから。

でも、ホントにいらないんですよね。

学校別対策を先行させると、基本だけでも良かったと思えるところはいくらでもある。上位校でもあります。

だから、まずはどこを受けるか、ということを先に考えておいた方が良い。

国語の過去問は、もう始めても何の問題もないでしょう。


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