月別アーカイブ: 2013年12月

不得意克服法

ここへきて、子どもそれぞれに、いやな範囲、というのはあるものです。

例えば算数で言えば、速さ、場合の数、立体、などという分野がいまひとつ、ということがあるし、理科で言えば電気、溶解度、浮力、などという分野があがってくるでしょう。

基本にもどる、ということでテキストを少しやり直しても、なかなかピンとこない。そこで、電話帳(昨年の入試問題集)を使います。

要は横断的に、その分野だけやっていく。

ひとつの分野でしぼってみると、それほど多い問題数でもないでしょう。(速さは出題数が多いですが。)

で、片っ端から解いていく。

途中で、あることに気が付くでしょう。解くコツみたいなものが見えてくる。

今まで、不得意だ、と思っているから、やはり避けて通っているところはあるのです。だからここは意を決して取り組んでみる。

意外に、片っ端から解いていくと、だんだん解けるようになってくるものです。

この場合、解説がしっかりしているものが良いので、やはり声の教育社の電話帳を薦めます。

残された時間は多くはないが、ここはとにかく克服しよう、と思ったら、一気にやってしまうのがコツです。

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うちの子をいれないような学校は大した学校ではない

以前、慶應幼稚舎のパンフレットの中に、

「うちの子をいれないような学校は大した学校ではない」とどうして思えないのでしょうか?

というような一節があって、これはいい考え方だと思いました。

確かに、入れてもらいたい、と思う気持ちで出願をするのだけれど、一方で

「うちの子はしっかり育てたんだから、それがわからないのなら、大した学校ではない」

と思うことも大事だと思うのです。

別にウチの育て方が完璧、ということはないでしょうが、一生懸命育ててきたのだから、それはそれで親は自信を持つべきです。

確かに中学入試は小学校入試と違い、実力試験ではあるものの、一発勝負のテストでわかることは限られています。

それは学校もそうだとわかっているが、しかし、入学させる子は決めなければならないので、こういうやり方をするだけの話であって、その子のすべてを見て決めた、などとは言えないのです。

だから、お父さん、お母さんには、子育てについて、自信を持っていて欲しいと思います。

残念な結果になると、あれが間違っていたか、これが違っていたか、などとつい思ってしまいがちですが、そんなことはない。

ただ、当日、ちょっとうまくいかなかっただけの話でしかない。

そこにどこまでの価値を置くかは、最初に親が腹をくくっているべきでしょう。

ここまで来ると、本人の力で勝負をするわけだから、一歩下がってウチの子どもたちのがんばりに期待しましょう。

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第113回 お試し受験の目的

■ いよいよ千葉、埼玉の出願が始まっています。最初にスタートするのが埼玉県ですから、埼玉県の受験生はあまりお試し受験の機会がない。最初に本番がある、という子も当然いるでしょう。

■ 別にお試し受験をしなければいけない、ということはありません。お試し受験というのはあくまで目的があってやることではあるが、それがどの子にも必要というのではないのです。

■ お試し受験というのは、合格のシミュレーションをすることです。(結構、これは勘違いされている方が多いのです。受験するシミュレーションではありません。あくまで合格するシミュレーションです。)

■ 子どもたちはまだ12歳ですから、朝早く試験会場にお父さん、お母さんと行って、まったく知らない子どもたちに混じって試験を受けるというのは、やはりそれ相応にプレッシャーがかかることではあるのです。したがって、そのプレッシャーで結構あがったりする子は、やはり一度経験しておいた方がよいだろう、というのでやるものなのです。別に上がりはしない、というのであればお試し受験をする必要はありません。

■ 逆に自分の力がきちんと出せるようにシミュレーションをするべきですから、それは合格するシミュレーションでなければなりません。たまにその目的を間違えて、えらく難しい学校をお試し受験に選ぶご家庭がある。これは塾がそういう誘導をする場合があります。その塾の合格実績を上げるために。たとえば埼玉や千葉の有名校に、東京や神奈川の受験生が合格したところで、人数で示す以上、数が多いほうがよいというだけになるから、できれば受験してもらいたいと思う塾はあるでしょう。ただ、それでは落ちるシミュレーションになってしまう可能性があるわけで、それは当初の目的とはかけはなれてしまいます。

■ また、お試し受験と安全校の受験は違います。安全校というのは、合格したら通学する可能性がある学校でしょう。その分、難しさがあるし、もしかしたら、ということもあるかもしれません。しかし、お試し受験というのは、行く可能性はほぼない。(もし行く可能性があるなら、それはお試しではありません。本番です。)行く可能性がないが、本番の入試を試すわけですから、お試しになりえるのです。

■ お試し受験はこの目的をよく考えた上で選んでください。普通は1校で十分だし、たくさん受ければ疲れるだけです。しっかり一度、合格のシミュレーションをしたら、後は本番に臨んでいけばよいでしょう。

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