不得意克服法

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ここへきて、子どもそれぞれに、いやな範囲、というのはあるものです。

例えば算数で言えば、速さ、場合の数、立体、などという分野がいまひとつ、ということがあるし、理科で言えば電気、溶解度、浮力、などという分野があがってくるでしょう。

基本にもどる、ということでテキストを少しやり直しても、なかなかピンとこない。そこで、電話帳(昨年の入試問題集)を使います。

要は横断的に、その分野だけやっていく。

ひとつの分野でしぼってみると、それほど多い問題数でもないでしょう。(速さは出題数が多いですが。)

で、片っ端から解いていく。

途中で、あることに気が付くでしょう。解くコツみたいなものが見えてくる。

今まで、不得意だ、と思っているから、やはり避けて通っているところはあるのです。だからここは意を決して取り組んでみる。

意外に、片っ端から解いていくと、だんだん解けるようになってくるものです。

この場合、解説がしっかりしているものが良いので、やはり声の教育社の電話帳を薦めます。

残された時間は多くはないが、ここはとにかく克服しよう、と思ったら、一気にやってしまうのがコツです。

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