月別アーカイブ: 2013年11月

水溶液に関する問題

2013年 攻玉社中学の問題です。
下の(あ)~(け)のうすい水溶液について、次の問いに答えなさい。  (あ)食塩水 (い)砂糖水      (う)エタノール水溶液  (え)石灰水 (お)アンモニア水溶液 (か)水酸化ナトリウム水溶液  (き)塩酸  (く)炭酸水      (け)ホウ酸水溶液 (1)(あ)~(う)の水溶液の中で、(あ)だけが示す性質はどれですか。最も適当なものを1つ選び、記号で答えなさい。 (イ)加熱し、水を蒸発させると黒い物質が残る。 (ロ)加熱し、水を蒸発させても固体は残らない。 (ハ)水溶液に火をつけると燃える。 (ニ)水溶液は電気を通す。 (ホ)水溶液にBTB液を入れると青くなる。 (2)(え)~(か)の水溶液の中で、(お)だけが示す性質はどれですか。最も適当なものを1つ選び、記号で答えなさい。 (イ)加熱し、水を蒸発させると黒い物質が残る。 (ロ)加熱し、水を蒸発させても固体は残らない。 (ハ)水溶液に火をつけると燃える。 (ニ)水溶液は電気を通す。 (ホ)水溶液にBTB液を入れると青くなる。 5種類の水溶液A~Eは、(あ)~(け)の水溶液のどれかです。この水溶液A~Eについて、以下の実験1~実験4を行いました。 実験1 水溶液A~Eに緑色のBTB液を加えると、Dが緑色のままで変化がなく、AとEは黄色、BとCは青色になった。 実験2  水溶液A~Eを加熱して水を蒸発させると、固体が残ったのは1つだった。 実験3  水溶液A~Eの中に、二酸化炭素を吹き込んだが、変化が起こる水溶液はなかった。 実験4  水溶液A~Eにアルミニウムを加えると、水溶液AとBだけは、アルミニウムが溶けて同じ気体が発生した。 (3)水溶液C、D、Eは何か。(あ)~(け)からそれぞれ1つずつ選び、記号で答えなさい。 (4)実験4で発生した気体の名称を答えなさい。 100cm3の水溶液Bに、少量のBTB液を加えたあとに、水溶液Aを入れていった。 水溶液Aをちょうど40cm3加えた時に色が変わりました。これを参考にして次の問いに答えなさい。 (5)BTBを含んだ水溶液Bの色の変化として観察されるものは、次の(イ)~(へ) のうちどれですか。適当なものをすべて選び、記号で答えなさい。 (イ)青→黄 (ロ)緑→舌 (ハ)青→縁 (ニ)緑→黄(ホ)黄→青 (へ)黄→緑 (6)75cm3の水溶液Bに少量のBTB液を加えました。この溶液の色を変えるためには、何cm3以上の水溶液Aを加えるとよいですか。 (7)水溶液Aを5倍にうすめた150cm3の水溶液に少量のBTB液を加えました。この溶液の色を変えるためには、何cm3以上の水溶液Bを加えるとよいですか。 (8)あるアルカリ性の水溶液Xの濃度を求めるために次のような操作をしました。  次の文中のア~ウに当てはまる言葉または数値を答えなさい。ただし、数値はすべて整数で答えなさい。 60cm3の水溶液Aに少量のBTB液を加えた。この溶液をXとします。この溶液Xに水溶液Bと水溶液Yを50cm3ずつ加えた時、ちょうど水溶液の色は変化した。  溶液Xに50cm3の水溶液Bだけを加えた時点での溶液の色は( ア )色である。 ここに50cm3の水溶液Yを加えると水溶液の色が変化するのだから、50cm3の水溶液Yは( イ )cm3の水溶液Bと同じはたらきをすることが分かる。  よって、水溶液Yのみを用いて水溶液AlOOcm3に少量のBTB液を加えた溶液の色を変化させるためには、( ウ )cm3以上の水溶液Yが必要になる。
(解説と解答) (1)エタノールはアルコールの1つです。あ~うはともに中性です。食塩水は中性ですが、電気を通します。あとの2つは通しません。 (解答)二 (2)(え)~(か)はアルカリ性です。石灰水は溶質が固体。アンモニア水は溶質が気体、水酸化ナトリウム水溶液も溶質が固体ですから、ロになります。 (解答)ロ (3) 実験1からAとEが酸性、BとCがアルカリ性、Dは中性。 実験2から溶質が固体なものは1つだけ。 実験3から石灰水は入っていない。 実験4からAとBはアルミニウムを溶かす性質がある。 実験4からAが塩酸、Bが水酸化ナトリウム水溶液。 すると溶質が固体なものはBと決まるので、Cはアンモニア水と決まります。 またEの酸性はホウ酸水ではないので、炭酸水と決まります。 Dの中性は同じく溶質が固体でないものですからエタノール水溶液と決まります。 (解答)C (お) D (う) E (く) (4)アルミニウムが反応したのですから、発生する気体は水素です。 (解答)水素 (5)Bは水酸化ナトリウム水溶液でこれが固定され、塩酸を加えていきます。塩酸が40㎝3加わった時に中和しました。BTBは青から始まり中性は緑ですからハ。 (解答)ハ (6)B:A=100:40=5:2 のときに色が変わります。75÷5×2=30cm3のときに色が変わります。 (解答)30cm3 (7)水溶液Aを5倍にうすめた150cm3の溶液はもとの溶液が150÷5=30cm3あるのと同じです。したがって、30÷2×5=75cm3のBが反応します。 (解答)75cm3 (8)Aは塩酸ですから、最初は黄色です。BとYを入れて中和するのだから、Bだけの時はまだ酸性です。 A60cm3をちょうど中和させるBは60÷2×5=150cm3ですから、Bが50㎝3しか入っていないので、Y50㎝3はB 150-50=100cm3と同じ働きをします。つまりYはBの2倍の濃さだと言えます。 A100cm3をちょうど中和させるBは100÷2×5=250cm3ですからYは250÷2=125cm3必要です。 ア 黄 イ 100 ウ 125 「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴) ============================================================== 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は 午後入試は間違いなく疲れる ============================================================== 今日の慶應義塾進学情報 模擬試験と文化祭 ============================================================== 慶應進学オンライン ============================================================== お知らせ 算数5年後期12回 算数オンライン塾「流水算」をリリースしました。 詳しくはこちらから ============================================================== ============================================================== ============================================================== にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ にほんブログ村

中学受験と高校受験の偏差値

1都4県の中学受験率は概ね15%ぐらい。それに対して高校受験率は全国で97%ぐらいになります。

したがって母集団が違うので、偏差値で比べることはできません。中学受験の中央値である偏差値50が、概ね高校受験では65前後になっているようです。

これは学校によっても多少違いが出ます。例えば私立中高一貫校で高校を募集する学校は必然的にあまり定員枠が残っていない。したがって高校では難しくなる傾向にあるので、その分がだいたい3~5ポイントぐらいあるでしょう。したがって中学受験の偏差値50は高校受験の62~65ぐらいに相当すると考えて問題はなかろうと思います。

なので、中学受験で偏差値50未満になったとしてもその学校のレベルが低いか?と言えばそうではないのです。

安全校を考えるにあたって、どうしても下げにくくなるのはこの偏差値に影響されているところが大きい部分があります。しかし、学校は偏差値だけでは測れないいろいろな魅力がある。

また将来にわたって同じところにいるとは限らない。上位の学校でも落ちることがあり、上がっていく学校も当然あるわけで、その辺の勢いも考えておけば、まだまだお子さんに合う学校が見つかるでしょう。

塾の先生との面談が続いている時期だと思いますが、やはり学校はデータだけでなく、実際に見に行って説明を聞いてこられると良いでしょう。

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わかるとやってみたくなる

子どもたちのやる気を引き出す方法の一番はやはり、わかる体験をさせるということです。

わかった、できた、ということがきっかけになって、次に進もうという気が起きる。

これもできるかもしれない、と思うからがんばるようになる。逆に、あれもできない、これもできない、ということになると八方ふさがりの状態になるから、何も進まない。

やる気も起きないのです。

最近、気にかかっているのは、カリキュラムが速くなり、組み分けテストなどの負担が増えて、子どもたちが八方ふさがりに状態になりやすい、ということです。

別に組み分け試験の結果で入試に入れるというわけではない。中学入試はまだ、一発勝負なので、逆にそこまではどう山を登ろうとやり方は自由です。

したがって、わかるということを特に4年生や5年生のうちは大切にしていかないといけない。

カリキュラムが進んで、わからなくなったら、足を止めればいいのです。

例えば2週間かけて1週間のカリキュラムを勉強する、というのでも悪くはない。逆にわかれば自然と速く進むようになるのだから、先を急ぐ必要はありません。

今、わからない、ということであれば、今のうちにもどってしまう方が良い。わからないところにわからないものを加えたら、何がなんだかわからなくなる。

何がわかっていて、何がわからないのか。しっかり整理して少しずつ進んでいきましょう。

子どもたちがわかるペースをつかめれば、自然と先は見えてくるものです。

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