月別アーカイブ: 2013年8月

塾対象説明会

今から十数年前、中堅校を中心に塾の先生を対象にした学校の説明会が頻繁に行われている時期がありました。

高校受験の場合は中学校の先生に説明することで、自校を薦めてもらう必要があったので、学校の先生向けの説明会があったのですが、中学受験の場合は基本的に小学校の先生はあまり関係がない。やはり進学指導を担当するのは塾の先生だから、塾の先生に自校を知ってもらうことが必要だ、ということだったのでしょう。

しかしながら、最近はあまり行われなくなってきました。

ひとつには、塾の先生は「実質的な受験校」を薦めることが多いので、あまり知られていない学校は薦めにくい。また学校があまり塾に近すぎても問題が起こる可能性があるので、その辺を考慮した学校が増えたからでしょう。

その代わり、というわけではないが、学校は保護者向けの広報予算を拡大しました。

みなさんがあまり気づかれていないかもしれませんが、実は学校の交通広告は以前に比べてかなり増えています。特にこれから秋に向けては、電車すべてがいろいろな学校の広告で埋め尽くされていたりする。電車ジャックといわれる広告方式ですが、こんなことも行われるようになりました。

説明会も頻繁になってきて、毎週というところもあります。また学校見学は、連絡してくれれば随時できる学校も出てきました。やはり、お父さん、お母さんに直接働きかけることが、一番の広報である、ということが認識されたからだと思います。

したがって、それだけ機会が増えているのを利用しない手はない。

最近は中堅校がだいぶ力を付けてきているので、お子さんに合う学校を新たに見つけられるかもしれません。例えば、お住まいから1時間以内にどんな学校があるか、調べられてもいいかもしれません。

「これはどういう学校だろう?」

と思われたら、ホームページを調べてみてください。各校ともホームページはかなり充実してきているので、いろいろな情報がわかりやすくなっています。これぞ、と思われる学校があれば、一度説明会に出かけられてみると良いのではないでしょうか?

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一行問題は、できない問題だけをピックアップする

算数の基礎をマスターするにあたって、一行問題を勉強することは効果があります。

しかし、一行問題集を何回も繰り返す、必要はありません。むしろ、繰り返すと問題が起こるケースがあります。

それは、パターンを覚えこんでしまう。一行問題には明らかに形がありますから、ついその形で判断する。これはこういうパターンだ、という感じになってしまって、実は問題文が多少違っていることに気が付かず、かえってミスをすることになる。

だから、できる問題を何回も繰り返さない。できなかった問題をピックアップしてやることが大事です。

これが理科、社会の暗記のテキストとは違うところ。

全部、できるようになったら、もうそのテキストは卒業でいい。つまり、後半にやり直さずとも良いのです。良く、「基本にもどる」ということで、こういう一行問題を繰り返す指導をされる先生もおられますが、私は、あまり勧めない。むしろ、卒業して、過去問をやり切るように指導します。

一行問題も過去問には入っているし、多少なりとも形を変えてあるから、そこをていねいに解けば、充分に基本練習にもなりえる。また応用問題を解いていく過程でも、基本は使うわけだから、そこでも練習することになります。あまり基本問題ばかりを繰り返さず、むしろ実戦的な練習を積み重ねた方が良いでしょう。

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気体に関する問題

2013年城北中学の問題です。


水素と酸素をまぜて点火すると物質Aができます。下の表のように、水素と酸素の体積を実験1~実験4のようにかえて、水素と酸素をまぜて点火し、その後に残る気体の体積を調べました。例えば、実験1のとき、水素を2.0L(リットル)と酸素を2.0Lをまぜて点火すると、点火後に残った気体は1.0Lです。実験では、気体の体積は、温度などの条件をそろえてはかったものとし、点火後に残った気体の体積には、物質Aは含まれないものとします。

問1 物質Aは何ですか。物質の名まえで答えなさい。

問2 実験3での点火後の気体には何が含まれていますか。ア~オからすべて選び、記号で答えなさい。
ア. 二酸化炭素  イ. ちっ素  ウ. 二酸化ちっ素 エ. 水素   オ. 酸素

問3 表の中の(B)にあてはまる値はいくらですか。割り切れないときは、小数点以下第2位を四捨五入して、第1位まで答えなさい。

問4 気体1.OLあたりの重さは、水素は0.08g、酸素が1.28gとします。水素を20L、酸素を20Lまぜて点火したときにできる物質Aの重さは何gですか。割り切れないときは、小数点以下第3位を四捨五入して、第2位まで答えなさい。


気体の燃焼の問題です。水素と酸素をまぜて火をつける、ということは水素を燃やすということになるので、できる物質は水です。
問1 (答え)水

問2 実験2で気体が残っていませんから、過不足なく燃焼して水ができたということになります。その割合は水素:酸素=2:1になるので、実験3の場合は酸素が余ります。それが3Lですから、オが答えになります。
(答え)オ

問3 水素5.0Lと過不足なく化合する酸素は2.5Lですから0.5Lの酸素が余ります。したがってBの値は0.5になります。
(答え)0.5

問4 水素20Lと酸素10Lが化合するので、0.08×20+1.28×10=1.6g+12.8g=14.4gが水の重さになります。

(答え)14.4g

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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