月別アーカイブ: 2013年7月

志望校での具体的な夢

第一志望がどこかを聞いてみると、元気よく答える子どもたちに、「そこでどんなことがしたいの?」と聞いてみると、案外明確な答えが返ってこないことが多いものです。

「え、と勉強。」
「勉強はどこでもできるじゃん?」
「あ、じゃ、サッカー」
「サッカー部はいろいろあるよ。」
「えーっと、」

そう、何となくこの学校が良いのではないかと思っている、あるいは思わされている、ところがあるかもしれません。でもそうだとしたら、本当にその学校に入るための勉強をがんばるかどうかは、別の問題になってきます。

志望校には「どうしても入りたい」と思ってもらいたいと思うのです。そんなに思い込んで、もしだめだったら、などと心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは気にしなくていい。

むしろ中途半端な考えを持たず、ここに行きたい、と思ってもらいたいのです。

そのためには、志望校での具体的な生活のイメージができている必要があります。

そういうことをお子さんと話したことはありますか?

もし、したことがなく、ただ「勉強しなさい」と言っているだけだとすれば、片手落ちでしょう。

あるお父さんと男の子は明確な夢を持っていました。

それは囲碁。

囲碁部に入り、その後、全国大会に出て優勝する。囲碁はプロになるためには、全く違うルートを歩まなければならないので、プロを考えているわけではないのです。ただ、アマチュアとして徹底的に強くなっていきたい、というう夢を親子で持っている。だから、何としても強い囲碁部のある学校に入りたい、と、明確でした。

「入ったら、もう囲碁づけになれる。しかも強い相手と打つことができる。」というのが楽しみだったようです。(つまり、それだけ強かったんだとは思いますが。)

もちろん部活は子どもの生活の一部でしかないわけですが、それでも具体的な生活のイメージがあって、それが本当に楽しみであれば、勉強はがんばるものなのです。

ぜひ志望校での具体的な夢を描いてください。

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気体の発生に関する問題

2013年浅野中学の問題です。


次の文章を読んで、後の(1)~(7)の問いに答えなさい。

 塩酸にアルミニウムを加えると気体Aが発生します。この反応を調べるために、36.5%の塩酸60gを入れた容器をいくつか作り、加えるアルミニウムの重さを変えて、発生する気体Aの体積を調べる実験を行い、[表1]のような結果を得ました。

 次に、アルミニウムによく似たマグネシウムという金属を塩酸に加え、気体Aが発生するときの反応を調べるために、36.5%の塩酸30gを入れた容器をいくつか作り、加えるマグネシウムの重さを変えて、発生する気体Aの体積を調べる実験を行い、[表2]のような結果を得ました。

[表1] 36.5%の塩酸60gとアルミニウムの反応

[表2] 36.5%の塩酸30gとマグネシウムの反応

(1)気体Aは何ですか。名前を漢字で答えなさい。

(2)塩酸とは塩化水素という気体を溶かした水溶液です。実験に用いた36.5%の塩酸60g中には何gの塩化水素が溶けていますか。小数第一位まで求めなさい。

(3) [表1]のアに入る数値を答えなさい。

(4)[表2]のイに入る数値を答えなさい。

(5)アルミニウム15gを使った実験ではアルミニウムが溶け残りました。溶け残ったアルミニウムの重さは何gですか。小数第一位まで求めなさい。

(6)36.5%の塩酸60gにマグネシウム6gを加えたところ、気体Aが発生し、マグネシウムがすべて溶けました。反応後の液体にアルミニウム10gを加えたところ、気体Aが発生し、アルミニウムが溶け残りました。溶け残ったアルミニウムの重さは何gですか。小数第一位まで求めなさい。

(7)36.5%の塩酸60gにアルミニウム15gを加えて気体Aを発生させたのち、残った液体をろ過し、溶け残ったアルミニウムを取り除き、ろ液を蒸発皿に入れて加熱したところ、白い固体が26.7g残りました。

 アルミニウムと塩酸の中の塩化水素が反応するとき、塩酸に含まれる水は反応しません。また反応によって水ができることもありません。反応によって作られる物質は、「体積を調べた気体A」と「重さを調べた白い固体」だけです。変化の前のアルミニウムと塩化水素の重さの合計が、変化した後の気体Aと白い固体の重さの合計に等しいことに注目して、発生した気体Aは1gあたり何cm3の体積を占めるのかを答えなさい。


(1)アルミニウムに塩酸を加えると、水素が発生します。
(答え)水素

(2)60×0.365=21.9gになります。
(答え)21.9g

(3)表1では最大7128cm3の水素が発生します。アルミニウム5gのときは1gの5倍になるので、1320×6=6600cm3ですが、これは7128cm3より小さいのでアは6600cm3です。
(答え)6600cm3

(4)表2では最大3564cm3の水素が発生します。マグネシウム1gのときの5倍は990×5=4950cm3になり、これは3564cm3を超えているので、すでに最大に達しています。したがって3564cm3になります。
(答え)3564cm3

(5)7128÷1320=5.4なので、この塩酸60gにちょうど反応するアルミニウムの重さは5.4gです。
したがって15-5.4=9.6gのアルミニウムが溶け残ります。
(答え)9.6g

(6)3564÷990=3.6なので、この塩酸30gにちょうど反応するマグネシウムの重さは3.6gです。
塩酸60gを使った場合は7.2gですが、マグネシウムは6gしか使っていないので塩酸は
60×(6÷7.2)=50gしか使われていません。したがって塩酸10gが残っています。
塩酸10gと反応するアルミニウムは5.4÷6=0.9gですから、10-0.9=9.1gのアルミニウムが溶け残ります。
(答え)9.1g

(7)塩酸60gに含まれる塩化水素は(2)から21.9gです。これに反応するアルミニウムは5.4gですから、溶け残ったアルミニウムをとりのぞくと合計で21.9+5.4=27.3gになります。
このうち白い固体が26.7gですから水素は27.3-26.7=0.6gが水素の重さになります。
5.4gと塩酸60gで出る水素は7128cm3ですから、7128÷0.6=11880cm3が水素1gあたりの体積になります。
(答え)11880cm3

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塾を変えるタイミング

全体的にみると、塾を変えるタイミングは学年の変わり目が多いようです。

つまり1年間進んできて、やはり「どうも違う」と考え、塾を変える。やはり子どもの成績が上がっていかないと塾に通う励みにならない。実際、コストがかかっているわけだから、それなりの効果が出てほしい。

で、最後の1年というので、新6年生の2月に塾を変える、というのが多分一番多いと思われます。で、その次はというと、これが6年生の夏休み明け。

5年生のはじめと同じぐらいか、という印象があるのですが、実際に統計をとったわけではないので、私見として聞いてください。ただ、やはり6年生の夏休み明けに塾を変える人は少なくないのです。

なぜか?

これは学校別対策のせいでしょう。それぞれ家庭で第一志望を決めた。で、その第一志望に対する学校別対策をしてくれる塾はどこなのか?

自塾であれば問題はない、ということなのですが、その中身もただ過去問やるだけ、なら家でもできる。そうではなくて、それなりに出題傾向を分析して、出題頻度の高いものを徹底的に練習させてくれるような塾。

もしなければ、あとは個別に対策を組むしかない。個別指導か、はたまた家庭教師か。

そうなると時間を確保しなければならないから、今まで通った塾はやめる。ということで6年生の9月に塾を変えるということは大いにありなのです。

残り半年。志望校も決まった。あとはそこに向けてがんばるだけ、と考える以上、それを確実に実行できるところで勉強させたい、と思うのは当然といえば当然のことです。

9月以降の学校別対策、しっかり考えてあげてください。

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