第一志望がどこかを聞いてみると、元気よく答える子どもたちに、「そこでどんなことがしたいの?」と聞いてみると、案外明確な答えが返ってこないことが多いものです。
「え、と勉強。」
「勉強はどこでもできるじゃん?」
「あ、じゃ、サッカー」
「サッカー部はいろいろあるよ。」
「えーっと、」
そう、何となくこの学校が良いのではないかと思っている、あるいは思わされている、ところがあるかもしれません。でもそうだとしたら、本当にその学校に入るための勉強をがんばるかどうかは、別の問題になってきます。
志望校には「どうしても入りたい」と思ってもらいたいと思うのです。そんなに思い込んで、もしだめだったら、などと心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは気にしなくていい。
むしろ中途半端な考えを持たず、ここに行きたい、と思ってもらいたいのです。
そのためには、志望校での具体的な生活のイメージができている必要があります。
そういうことをお子さんと話したことはありますか?
もし、したことがなく、ただ「勉強しなさい」と言っているだけだとすれば、片手落ちでしょう。
あるお父さんと男の子は明確な夢を持っていました。
それは囲碁。
囲碁部に入り、その後、全国大会に出て優勝する。囲碁はプロになるためには、全く違うルートを歩まなければならないので、プロを考えているわけではないのです。ただ、アマチュアとして徹底的に強くなっていきたい、というう夢を親子で持っている。だから、何としても強い囲碁部のある学校に入りたい、と、明確でした。
「入ったら、もう囲碁づけになれる。しかも強い相手と打つことができる。」というのが楽しみだったようです。(つまり、それだけ強かったんだとは思いますが。)
もちろん部活は子どもの生活の一部でしかないわけですが、それでも具体的な生活のイメージがあって、それが本当に楽しみであれば、勉強はがんばるものなのです。
ぜひ志望校での具体的な夢を描いてください。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
我が子にできるか?
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