月別アーカイブ: 2013年5月

おうぎ形を回転させる

2011年 早稲田中学の問題です。


図のように正方形のまわりを、半径42cm、中心角45°の扇形がすべることなく、アの位置から矢印の方向に転がります。おうぎ形の半径が正方形の辺に初めて重なった時イの位置になりました。円周率を22/7として、次の問いに答えなさい。

(1)正方形の1辺の長さは何cmですか。
(2)おうぎ形がアの位置からイの位置まで動きました。おうぎ形が通ったあとにできた図形の面積は何cm2ですか。
(3)おうぎ形がアの位置から転がり始めて正方形を一回りし、再びアの位置にもどってきました。おうぎ形が通った後にできた図形の外周と内周の長さの和は何cmですか。


(1)ア→イは下図のように動きます。

ABの長さはおうぎ形の弧の長さですから、
42×2×22/7÷8=33㎝になります。
したがって正方形の1辺の長さは33+42×2=33+84=117cm
(答え)117cm
(2)半径42cmの4分の1円が2つとたて42cm、横33㎝の長方形の和になります。
42×42×22/7÷2+42×33=42×(66+33)=42×99=4200-42=4158
(答え)4158cm2

(3)
全体の動きは下図のようになります。図の赤線の長さの和を求めることになります。

1つの角を考えると、下図のようになります。

三角形CDEは正三角形ですから、1つの角の弧の中心角の合計は
30×2+150=210°になります。
角は4つですから
210×4=840°

弧の長さの合計は42×2×22/7×840/360=28×22=616cm
外側の直線の合計が33×4=132
内側の直線の合計が117×4=468
したがって合計は
616+132+468=1216cmになります。

(答え)1216cm


「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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1か月単位の目標を作る

ゴールデンウィークが終わると、夏休みまで特に大きなイベントもなく、淡々と毎週の勉強が進んでいきます。

したがって、メリハリが利かない、という面があり、何となく3カ月過ぎてしまったなあ、という印象を持ちやすいのです。なので、1か月単位で何か目標を作ってみると良いと思います。

すべての教科に目標を作る必要はありません。例えば5月は力のつりあいをとにかくがんばってみよう、とか。6月は速さの問題に挑戦しよう。7月は国語の読解に力を入れよう。そういうテーマを考えるのです。

そして数字的な検証ができるようにしておくと良いでしょう。例えば、力のつりあいの勉強をしたら、その範囲が出るテストの点数を70点以上とる、という数値的な目標も合わせて考えます。

何となくクラスを上げる、とか総合偏差値を上げる、というのは漠然としていて、ある意味つかみどころのない目標になりやすい。

だから、1か月、これだけは達成しよう、というような絞り方をしていくとよいのではないでしょうか。

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過去4回のまとめ

過去4回、食塩水の濃度、売買損益算、差集め算、円とおおぎ形についてご説明しました。

食塩水の濃度
売買損益算
差集め算
円とおおぎ形

以前は、それぞれ5年生の2学期に勉強する内容でしたが、すでに半年早く学習する塾が増えてきているようです。

これらの単元の前提として分数、小数の計算、割合の理解が不可欠です。食塩水の濃度や売買損益に関してはもとにする量が何なのかをしっかりとらえていなければなりません。

特に売買損益算は、言葉が難しい。

原価、仕入れ値、定価、正価、利益、売上、など日ごろ子どもたちが使わない言葉がどんどん算数の問題の中に出てきます。また歩合の計算もよくミスを引き起こします。

例えば2割増し、というのは当然0.2が加わるので1.2倍しなければなりません。同様に2割引きは0.2引くわけですから0.8倍しなければなりません。

また円とおおぎ形の計算も分数、小数の四則計算のオンパレードです。ここでは式を書き切り、3.14の計算はなるべく1回で済ます、とどの塾でも教えると思いますが、最初のうちはなかなかできないので、これも練習が必要でしょう。

毎日少しずつでも計算練習をしながら、314の暗算も覚えていくと、やがて正確にできるようになりますから、コツコツ積み重ねていきましょう。

以下のプリントもお役立ていただければと思います。

まとめのテスト

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