月別アーカイブ: 2012年12月

第62回 心配は尽きないが

■子どもが寝た後、ふと、いろいろ心配になってきます。本当にこの志望校で良かったのか。願書の準備は大丈夫だったのか。過去問が間に合うか。知識を忘れていないか。

■本当に心配は尽きないのです。そして心配はなくならない。だから、今やれることをしっかりやればいい、と決めてください。すでにいろいろ考えて、志望校を決め、願書も準備したのだから、最善の準備をしたのです。だからそれで良しと決めましょう。

■最後に塾でしっかり仕上げをしようと決めたのなら、過去問が多少間に合わなくてももう良いことにしましょう。知識の暗記は出来るだけ続けることにして、それで覚えたところまでで勝負をしてもらいましょう。

■塾の先生ともしっかり相談し、お父さん、お母さんが考えた受験ラインナップです。やはりこれもベストでしょう。

■すでに帰国子女の入試は始まりました。来月には千葉、埼玉、関西とどんどん入試が始まって行きます。だから、今できることを親も子もしっかりやって、それで最善を尽くした、ということにしましょう。

■実際に準備に完璧はないのです。ここまでいったから、受験準備が終わったということもありません。だから、いけるところまでやって「準備終了!」にするしかないのです。ならば、「よくやった!」と本人が思えるようにしてあげてください。

■もう悩まないぞ、これも決めましょう。

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立体の問題

2010年 フェリス女学院の問題です。


立方体から直方体を切りとって、図1のような容器を作りました。この容器の中に水が入っていて、どこからも水がこぼれません。
アの面が正面になるようにこの容器を置くと、図1のように水面は上から4.8cmのところにあります。
アの面が上になるようにこの容器を置くと、図2のように水面は上の面から7cmのところにあります。
アの面が下になるようにこの容器を置くと、図3のように水面は上の面から4cmのところにあります。
図1の直線ABの長さは図3のEFの長さの半分です。

(1)図2の直線CDの長さを求めなさい。
(2)図3の直線EFの長さを求めなさい。


(1)図2の水の入っていない部分に最初に切り取った直方体を加えると底面積×7cmになるので、図3と比べると

水の入っていない部分+最初に切り取った直方体の体積:水の入っていない部分の体積=7:4

したがって図2を正面から見て考えると下図のようになります。

CDの長さは7cmの(1+6)分の6になるので6㎝になります。

(答え)6cm

(2)水の入っている部分の容積が同じなので、水が入っていない容積も同じです。そこで図1と図3の水が入っていない部分の容積は同じですが、高さの比が4.8:4=6:5になるので、欠けている部分の底面積(図4の斜線部)が全体の底面積の1/6になります。

ABは1辺の半分ですから、CDは1/6÷1/2=1/3になります。そうするとEFはCDの3倍ですから6×3=18cm

(答え)18cm

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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培った力は消えない

勉強を続けている限り、培った力は消えません。

しかし、精神的な理由から自分の力を出し切れないということはあります。

過去問や問題をやっているときに、続けてうまくいかなかったりすると、「あれ?」と思うことがあります。それがだんだん疑心暗鬼につながってくる。
「もしかして、このまま行くと落ちるかも。」
そうすると、勉強することが怖くなってきたりする。過去問なんか、やりたくない、と言い出すかもしれません。

でも培った力が消えるわけではないのです。ただ、できないかも、と怖くなればできなくなるかもしれない。ピッチャーが打たれるかもしれない、と思って投げたボールはやはり打たれることが多いそうです。「打ってみろ」と投げれば打たれないらしい。

ということで、調子が悪いなあ、と思ったら、できることを確認させることが大事です。

私は本人にとって少しやさしい問題をやらせることにしていました。それでも調子が悪いと間違える。間違えたら、やり直させる。もう一度やるとできることは多いので、そこで大きく丸をつけることにしていました。

そうすると実はできるんだ、ということがわかってくる。それを繰り返していけば、調子が出てくる。子どもですから、気持ちでだいぶ変わってくることは多いのです。

逆に自分で絶好調だと思っていると、本当に難しい問題も解き上げてしまう。

だからここまで来たら、できる、解けると思わせることが大事です。特にお母さんは比較的細かいことが多いから、できないことを指摘することが多いが、この時期はあまりプラスにはなりません。

実際に結構できるようになっているのですから、自信をつけてあげてください。調子に乗るぐらいでちょうど良いのですから。

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