月別アーカイブ: 2012年11月

衆院選は来春の入試に出るか?

衆議院が解散しました。

選挙が始まりますが、選挙制度自体が入試問題にはなりやすい。争点を時事問題にすることもできるので、選挙のある年は時事問題として出題されやすいのです。

しかし、2013年入試は、どうか? といえば、かなり厳しい状況になってきました。

実際に入試問題はほぼ作り終わっている時期に入るのではないか、と思います。

一般的に入試問題は、1つの試験に対して複数の案を用意します。で、学校としていろいろ検討した上で最終版に入り、その校正にそろそろ入る時期かな、というタイミングです。

学校によっては1つの試験について2種類の試験を印刷する場合もあります。例えば印刷所の事故で、問題が漏れる、という可能性を考えてのことですが、いずれにしても入試問題はかなり事前に準備されていくことになる。

となれば、まあ、今回の選挙が来春の入試に使われる可能性は少ないかな、という気がします。

特に受験人数が多い学校は、入試問題は学校で印刷することは考えにくいし、ミスがあってはいけませんから、事前の準備は長い時間かけて行われているので、さすがに間に合わないのではないかと思いますが、しかし、ねじれ国会でしたし、解散は話題には上っていましたので、今回の選挙とは別に問題になることは充分にあり得ます。

勉強は当然、しておきましょう。
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電気の問題

2012年早稲田高等学院の問題です。


豆電球3つを使って、図1~3のような回路を作りました。豆電球や電池はすべて同じものとして、次の問いに答えなさい。

問1豆電球A~Iの中で、一番明るいものはどれですか。あてはまるものが2つ以上あるときは、すべて答えなさい。

問2 豆電球Hよりも暗い電球は全部でいくつありますか。数字で答えなさい。

問3 豆電球AとHに流れる電流の大きさを、一番簡単な整数の比で答えなさい。

問4 図1~3の回路につながっている豆電球の光り続ける時間について正しく述べているものを、次のア~キから一つ選び、記号で答えなさい。

ア 図1が一番長くて、図2が一番短い。
イ 図2が一番長くて、図3が一番短い。
ウ 図3が一番長くて、図1が一番短い。
エ 図2が一番長くて、図1が一番短い。
オ 図3が一番長くて、図2が一番短い。
カ 図1が一番長くて、図3が一番短い。
キ どの図も同じである。


まず図1の回路は3つの豆電球が直列になっているので、1つの豆電球の抵抗を【1】とすると【3】になりますから、流れる電流は(1/3)になります。

図2の回路は豆電球1個ずつ2個の並列回路が豆電球1つに直列につながっています。

豆電球1個ずつ2個の並列回路はそれだけ単独で取り出すと全体で(2)の電流が流れるので抵抗としては【1/2】になります。したがって【1】の抵抗と直列につながっているので【1】+【1/2】=【3/2】の抵抗になります。

したがって流れる電流はDが(2/3)になり、E、Fはその半分の(1/3)になります。

Gは抵抗が【1】ですから(1)の電流が流れ、H、Iは抵抗が【2】になるので流れる電流はそれぞれ(1/2)です。

以上をまとめると下の図のようになります。

したがって

問1 Gが一番明るくなります。
問2 Hは(1/2)ですからそれより暗いのは(1/3)なので全部で5個あります。
問3 Aは(1/3)、Hは(1/2)ですから電流の比は2:3になります。
問4 図1は全体の回路として(1/3)、図2は(2/3)、図3は(3)流れていますので、一番長いのが図1、一番短いのが3ですからカが正しいということになります。

「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

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カリキュラムと学習する時期

カリキュラムは勉強する順番ですから、実際にそう変わっているわけではありません。

中学入試で出題される範囲は、結構幅が広いので、やはりむやみやたらに勉強するわけにはいかない。例えば割合を勉強する前に分数や小数はわかっていないといけないし、比は割合が解ってから勉強した方が良い。

水溶液や力の計算問題は、比がわかってから勉強した方が良い、という順番はこれはそうしないと「混乱する」だけなので、その順番通りに進むのが効率的です。

しかし、勉強する時期は以前に比べると半年早くなってきた。だから、子どもの成長と合わない場合が出てきていて、勉強がなかなか進まないという場合があるかもしれません。

だったら、ゆっくりやればいいじゃないか、という選択肢があって良さそうなものですが、これがあまりない。もちろん入試の締め切りがあるから、というのはわかりますが、そのペースに合わなければ中学受験はできないのか?と言われれば、当然そうではないでしょう。

大事なことは、「理解を積み重ねる」ことであって、塾のペースに間に合わせることではない。

例えば、社会の地理はずいぶん早く勉強します。まあ、今だと4年生で終わってしまう。その後、歴史をやって、公民をやって、で1年ぶりにまた地理を勉強するわけですが、まあ、忘れていることは多いだろうと思うのです。

じゃ、その時間をむしろ算数に回せば良いのではないか、と思うのですが、塾のテストはちゃんと4教科で進みます。だから、社会ができないと点数がとれない。むしろ社会は覚えればいいので、毎回の試験に合わせて時間をかけてしまう。勉強することは悪いことではないが、しかし、1年前のことをそう覚えていられない部分はあるでしょう。

塾のカリキュラムはペースを作ってくれる、という意味で大変有効なものです。ただ、時期については「絶対」ではありません。多少ゆっくりやって、充分になってから先に進むということも大事なことです。

割合は分数、小数の計算が比較的自在にできるようになってから、学ぶべきなのです。しかし、分数の割り算、かけ算をならってから数週間後にもう始まってしまうと、そこまで充分な練習が積み重ねられない。だから、わからない、苦手だ、という子が出てくるわけで、学習する時期はもう少し家庭で調整してもかまわないのです。

例えば通信教育だと多少ためておいても、あとから追いつくことはできるわけで、3年生、4年生ぐらいの時期はその自由度を考えて、時間の余裕をつくってもよいと思います。

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