月別アーカイブ: 2012年9月

第48回 週日の授業を見直す

■9月に入って、各塾とも学校別の授業が日曜日に始まりました。

■最近は、ひとつの教室で学校別を細かく分けられないので、教室を指定してAという中学の学校別特訓はB教室で行う、というような方式がとられています。したがって日曜日にはちょっと遠いけれど、その教室まで通うという子どもたちが増えているでしょう。

■しかし、これは日曜日にしかできません。なぜなら、子どもたちの通塾の負担が増えるからです。確かに学校別は子どもたちの志望校に合わせて勉強できるので効率的ですが、週日にはなかなか実現できません。

■したがって週日は最大公約数的な勉強をすすめるしかない。またテーマを決めて、例えば算数については図形のまとめをやったり、速さのまとめをやったりしているでしょう。

■ところが学校によって出題される問題の難度が違うし、(例えば偏差値が高くても難問を出さない学校もあります。)本来は志望校に合わせた勉強を週日もやりたい、ところです。それに、過去問も進めなければいけないし、暗記もしなければならない。

■毎週末、忙しくなるならやはり週日の授業を見直してみてください。本当に今必要なのか。塾に行けばその分だけ宿題も、復習も必要になります。その時間を過去問や自分自身の不得意な部分の学習に回すことは当然考えてよい戦略ではないでしょうか。

■子ども一人一人の状況に合わせて勉強を進めることが大事な時期になってきました。週末がハードになった分、週日の授業はしっかり見直して、子どもに必要な勉強を進めてください。

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流水算

2009年桐朋中学の問題です。


川の上流にP地、下流にQ地があります。PQ間をくり返し往復する船があり、この船は.P地Q地でそれぞれ22分間停まります。

A君は川沿いの道をQ地からP地まで歩きました。A君がQ地を出発したとき、船は同時にP地を出発しました。A君は途中でP地からQ地に向かう船と2回すれ違いました。

2回目にすれ違ったのは1回目にすれ違ってから1時間20分後のことでした。A君がQ地を出発してから2時間後に、A君はP地に、船はQ地に同時に着きました。

(1)A君がP地からQ地に向かう船と1回目にすれ違ったのは、A君がQ地を出発してから何分後でしたか。

(2)船が川を上るときの速さと川を下るときの速さの比を求めなさい。

(3)流れのないところでの船の速さは毎分325mです。川の流れの速さは毎分何mですか。また、PQ間の道のりは何mですか。


(1)

題意をグラフにすると図1のようになります。

PからQに下る船とA君は2回すれ違ったことになり、120分後に同時にA君はP、船はQについたことから、Qから1回目に会った地点アとPから2回目に会った地点イの距離は同じです。

グラフで、船の下りにかかった時間を【1】とすると、Pア:アT=Uイ;イS=【1】:120分で同じになるからです。

図1

したがって1回目に会うまでの時間を○とすると、図2のようになります。

図2

○×2+80=120ですから(120-80)÷2=20分が出発してから1回目に会うまでの時間になります。

(答え)20分

(2)
船がPからアまで行く時間は20分
Pからアまでの距離はQからイまでの距離に等しいので同じ距離を動くのにA君は120-20=100分かかります。

したがって船の下りの速さ:A君の速さ=100:20=5:1

Qからアまで移動するのにかかる時間が20分ですから、同じ距離を船が下るのにかかる時間は
20÷5=4分になります。

グラフの【1】(=船がPからQまで下りにかかる時間)=○+4分=20+4=24分

したがってグラフの(1)(=船がQからPまで上りにかかる時間)=120-22×2-24×2=28分

上りの速さ:下りの速さ=24:28=6:7
(答え)6:7

(3)下りの速さを7とすると上りの速さは6
静水時の速さは
(7+6)÷2=6.5=分速325m

流れの速さは
(7-6)÷2=0.5ですから
325÷6.5×0.5=25m

PQ間は船が24分かかるので、350×24=8400m

(答え)川の流れ 分速25m PQ間の距離 8400m 

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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港北ニュータウンに2つの学校

来春、神奈川県横浜市の港北ニュータウンに2つの学校が開校します。

ひとつは慶應義塾横浜初等部

慶應義塾の2つめの小学校です。田園都市線江田駅の近くに、慶應湘南藤沢中等部、高等部につながる小学校として開校します。

もうひとつが中央大学付属横浜中学・高等学校

今の中央大学付属横浜山手が移転します。こちらは横浜市営地下鉄のセンター北駅近く。中央大学付属の4番目の付属校。横浜山手女子中学校・高等学校が、2010年に中央大学付属となり、今年共学化。そして来春新しいキャンパスに移転して校名から山手が消え、中央大学付属横浜となるわけです。

どちらも新しい校舎なので、施設・環境が整った良い学校になるでしょう。

両校とも大学の付属校。少子化の流れの中で、私立大学は付属校の拡充に努めていますが、この2つの学校はまさにその典型といえるかもしれません。

私立中高が学校法人合併で大学の付属校になったり、私立大学への推薦枠拡大をめざすなど、私立大学との動きは今後活発になってくるでしょう。

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