月別アーカイブ: 2012年7月

立体の問題

2011 海城中学の問題。


すべての辺の長さが1cmの三角すいAがあります。

図のようにすべての辺の長さが2㎝の三角すいから、Aと同じ形の立体を4つ切り取ってできる立体をBとします。

(1)立体Bの体積は、三角すいAの体積の何倍ですか。

(2)三角すいAと立体Bをすきまなく並べて、図のようなすべての辺の長さが3㎝の三角すいを作りました。3段目(一番下の段)には三角すいAと立体Bがそれぞれ何個ずつありますか。

(3)三角すいAと立体Bをすきまなく並べて、図のようなすべての辺の長さが6㎝の三角すいを作りました。三角すいAと立体Bはそれぞれ何個ずつありますか。


(1)Aの体積を【1】とすると、1辺2cmの三角すいは2×2×2=【8】になります。
Bの体積は【8】から【1】を4つ分取り除くのですから【4】したがって4倍になります。

(答え)4倍

(2)
2段目までの体積は2×2×2=【8】 3段目までの体積は3×3×3=【27】

したがって27-8=19個分になっていなければなりません。

3段目の一番下の面は

のようになっています。

Bは3個ありますから、体積は4×3=12

したがって19-12=7個がAになります。

上の底面の図でみるとAは6個しかないように見えますが、これがミスのもとになりそうです。

Bを3つ並べるときに間に上下がひっくり返ったAが1個分入ることになります。

(答え)A 7個 B 3個

(3)1辺が6㎝の三角すいの体積は6×6×6=【216】です。

一番したの面は図のようになっていますので

Bは1→3→6→10→15 となっていますので、全部で35個

体積は【4】×35=【140】 Aの体積は【216】-【140】=【76】よりAは76個

(答え)A 76個 B 35個

体積で考えろ、と言ってくれているようなものなので比較的解きやすかったのではないかと思いますが、底面をていねいに書いてしまうとミスをせずにすむでしょう。

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次号は7月12日正午ごろ配信します。

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塾? 学校?

東京都市大付属がコース制を導入するそうです。

東京都市大コース制導入について

東京都市大2013年度募集要項

ぱっと見た瞬間、これは塾の説明?と思うような印象を持ちました。240人の生徒を40人と200人に分け、40人にはトップ国立大学を目指してもらおう、という話でしょう。塾でも組み分け、学校でも組み分けか、と思う部分もあるのですが、このシステムは以前、他の学校でも見たことがあります。

目標はすべての生徒が40人のクラスと同じレベルにすることで、多分、これは経過処置になるのだろうと思います。あるところまで学校のレベルが上がったら、もう全部を上のコースにしてしまう、ということでしょう。

これが何年続くか、が問題になるわけで、学校としてはなるべく早く実績を上げて、ということが目標になると思いますが。

東京都市大付属は、旧武蔵工大付属。のんびりした成城の学校、というイメージがあったのですが、だいぶ雰囲気が変わっているのかもしれません。

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模擬試験の選び方

最近は、模擬試験もいろいろあって、選ぶのも大変です。

特に秋の模擬試験は、各塾の日程が重なる場合も多く、午前と午後、両方選べるようになっていたりします。2月1日や2月2日は午後入試もあることですから、その練習だと思ってがんばってみてもいいかもしれませんね。

秋の模擬試験はこんな考え方で選んでください。どの塾の試験も複数回実施されていると思いますが、1種類を最低2回。もう1種類は最低3回。

これにあと学校別の模擬試験があれば、それを1回、ないし2回。これは同じ塾でなくても構いません。

最低3回受ける模擬試験は、自分の志望校の合格者が多い塾の試験を選ぶと良いでしょう。やはり昨年以前の合格実績に合わせて受験者が集まるので、自分の志望校を狙う子どもたちといっしょの試験の方がデータとしては信憑性が増すでしょう。

ただ1種類だと、やはり塾のテストカラーになじんでいるから、という部分が出てきます。したがってもう1種類、あまりなじみのない塾の試験も受けておくと、そういう試験でもどのくらいの力が発揮されるかがわかります。案外、内弁慶だったりすることもあるので、他流試合はしっかりやっておきたいところです。

この2種類の模擬試験を複数回やるのは、やはり経過を見るため。9月と10月、10月と11月でどうなっているかによって、具体的な対策を考えなければなりません。

基本的には1種類は9月、10月、11月。もう1種類は10月と11月、というような選び方が良いのではないかと思います。

テスト会場は、もし、志望校の学校が会場にあるのであれば、それを選んだ方が良いでしょう。やはり知らない会場で受けるよりは、一度経験しておいた方が良いと思います。

学校別試験は特に、合格者の多い塾の試験を受けた方が良いと思いますが、これは複数回受けずとも良いでしょう。学校別傾向は、過去問である程度勉強していますから、それをどう発揮できるかを試す部分があるので、一発勝負という入試の側面で考えてみると良いでしょう。

これから、秋の模擬試験の日程が各塾とも発表されていきますが、人気の会場は早く満席になってしまうことが多いので、あらかじめどの試験を受けるか、考えておきましょう。

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