月別アーカイブ: 2012年4月

面倒だと思わずに

2012 開成中学の1番です。

どちらかというと、条件を正確に読み取る、ということで後はていねいに計算していけば解ける問題です。


AさんはICカードを使ってバスに乗ります。ICカードとは、チャージ金額が記録されているカードで、乗車するごとに運賃と同じ額だけチャージ金額が減るものです。正規運賃は210円で、正規運賃で4回乗車するごとに次の1回は割引運賃で乗車できます。1回目の割引運賃は100円、2回目の割引運賃は90円、3回目の割引運賃は80円、・・・ というように割引運賃は回を追うごとに10円ずつ額が減っていき、0円になったらそれ以降は、4回乗車するごとに次の1回は0円、すなわち無料で乗車できます。
 Aさんがバスにはじめて乗車する前のチャージ金額は3000円で、チャージ金額が210円未満になったら次回乗車するまでにAさんが5000円チャージ(入金)することにします。

(1)Aさんは1回もチャージすることなく、このICカードで何回まで乗車できますか。

(2)はじめて0円で乗車できるまでに、Aさんは何回チャージすることになりますか。

(3)このICカードで2012回乗車するまでに、Aさんは何回チャージすることになりますか。


(1)4回で1回割引があります。210×4=840 次が100円なので 940円 これで5回。
 次は 840円+90円=930円 次は 920円 ここまでの合計が2790円 あと1回は乗れるので、5×3+1=16回  
(答え)16回

(2)割引運賃は100円で始まり、10円ずつ減っていきます。
0円までには5×11回あるので0円に達するまでは55回乗ります。
この間正規運賃は210×44=9240円 割引運賃は100+90+80+・・・・+10=550円
合計は9240+550=9790円 3000円引いて6790円ですから2回チャージが必要になります。   
(答え)2回

(3)割引き運賃が0円になった後は5回で210円×4=840円で乗れることになります。
2012-55=1957
最初の55回を取り除いてあと1957回。
1957÷5=391・・・2 
5回ずつに区切ると391ブロックあります。
840×391+210×2=328440+420=328860
328860+6790=335650円 
ということで総額が出たので、
335650÷5000=67・・・650
ということになるので、68回チャージが必要になります。
                  
(答え)68回

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第24回 小言を繰り返さない

□ 小言が口癖になっているお母さんがたまにいらっしゃいます。

□ 子どもと顔を合わせると、すぐ何か言いたくなる。

「勉強したの?」
「手、洗ってないでしょ。」
「スリッパはそろえて!」

まあ、いろいろ、あるでしょうが、こういうお母さんのお子さんはすでに防御態勢がしっかり出来上がっています。

□ スルー

□ そういう言葉をいちいち、聞かない。だから、また腹が立つんですけど。

□ 注意をするときは、しっかり相手が聞く体制になってからでないと、まったく効果はありません。お母さんのストレス解消にはなるかもしれないが、結局スルーされるのがわかると、またストレスはたまるから、これも一緒。

□ したがって、小言を口癖にしないことです。注意をするとか、叱るということは、子どもの教育の上では絶対に必要なこと。ただ、それを子どもが聞いていないと意味がありません。

□ 私は子どもを必ず1:1で呼び出します。呼び出す、という時点ですでに何かあった、と子どもたちは感じます。
「え、悪いことしたかな。」
「お母さんが、何かチクった?」

だから聞く体制ができているので、話を聞いてはくれます。

□ ただし、治るか、といえばそう簡単ではない。しばらく様子を見て、また呼び出す。その繰り返しです。でも小言を繰り返さない。そうしないと、子どもは聞かないからです。これは子どもばかりではないでしょうが。

□ 注意する以上、相手が聞いて初めて効果があるので、注意の仕方は工夫してください。

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数の性質の問題

2012年麻布中学の問題です。

図のような6つのマス目があり、左上のマス目には1が書かれています。

 残りの5マスに2から6までの数字を1つずつ書き入れることを考えます。

 ただし、横の3つの数は3で割った余りが異なるように書き入れ、たての2つの数は2で割った余りが異なるように書き入れます。

 たとえば、下の図の2つは正しい書き入れ方です。

 このとき、以下の問いに答えなさい。

(1)下の図で、残った3つの数字の書き入れ方は何通りですか。

(2)下の図で、残った3つの数字の書き入れ方は何通りですか。

 (3)下の図で、残った5つの数字の書き入れ方は何通りですか。


3の剰余系(3で割った時のあまりによる分類)で考えると、0が3と6 1が1と4 2が2と5です。
同様に2の剰余系では 0が2、4、6 1が1,3,5となります。

(1)上に1、3、5と並んでいますので下は2、4、6と決まっていますが、2、4、6はどう入れても規則を満たします。

したがって3×2×1=6通り                            (答え)6通り

(2)下は2、3、4になりますが、6の下に3が来ないといけないので、2、4、3か4、2、3の 2通りになります。

                                     (答え)2通り

(3)(1)と(2)の考え方を延長すればよいことになります。

1の右2つは(3、6)のどちらかと(2、5)のどちらかがはいるので、

(1、3、2)(1、3、5)(1、6、2)(1、6、5)(1、2、3)(1、2、6)(1、5、3)(1、5、6)の8通りあります。

ここで上が(1、3、5)のように全部奇数でそろっていれば、下は6通りあります。

ところが上が奇数2つに偶数1つ、あるいは偶数2つに奇数1つの場合だと2通りしかありません。

例えば上が(1、3、2)だとすれば、2の下には5が入るしかなく、(4、6、5)(6、4、5)の2通りしかないのです。

したがtって6×2+2×6=24通り が答えになります。         (答え)24通り

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