□ 小言が口癖になっているお母さんがたまにいらっしゃいます。
□ 子どもと顔を合わせると、すぐ何か言いたくなる。
「勉強したの?」
「手、洗ってないでしょ。」
「スリッパはそろえて!」
まあ、いろいろ、あるでしょうが、こういうお母さんのお子さんはすでに防御態勢がしっかり出来上がっています。
□ スルー
□ そういう言葉をいちいち、聞かない。だから、また腹が立つんですけど。
□ 注意をするときは、しっかり相手が聞く体制になってからでないと、まったく効果はありません。お母さんのストレス解消にはなるかもしれないが、結局スルーされるのがわかると、またストレスはたまるから、これも一緒。
□ したがって、小言を口癖にしないことです。注意をするとか、叱るということは、子どもの教育の上では絶対に必要なこと。ただ、それを子どもが聞いていないと意味がありません。
□ 私は子どもを必ず1:1で呼び出します。呼び出す、という時点ですでに何かあった、と子どもたちは感じます。
「え、悪いことしたかな。」
「お母さんが、何かチクった?」
だから聞く体制ができているので、話を聞いてはくれます。
□ ただし、治るか、といえばそう簡単ではない。しばらく様子を見て、また呼び出す。その繰り返しです。でも小言を繰り返さない。そうしないと、子どもは聞かないからです。これは子どもばかりではないでしょうが。
□ 注意する以上、相手が聞いて初めて効果があるので、注意の仕方は工夫してください。
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