月別アーカイブ: 2012年3月

割合の問題

今年の女子学院の入試問題です。

女子の学校は計算力を問うことが多く、今回の問題も2番はきれいに出ないというか、四捨五入になりました。こういう答えだと本当にあっているか、ちょっと心配になりますから、やはり過程をしっかり書いていき自信を持って計算する、ということができないといけませんね。




食塩水の濃度の問題は算数でも理科でも出題されますので、しっかり勉強してください。

ちなみに、今回の解き方はてんびん算を使っています。

お母さんのための算数教室という私が前に作ったサイトがあり、以下のPDFをごらんいただければ、解き方の基本はおわかりいただけるだろうと思います。

濃度・てんびん算

参考にしていただければと思います。

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理科重要問題ノート
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作問

塾では毎月、組み分けテストなり、月例テストが行われます。

当然のことながら、この問題は毎年新たに作られていきます。一応テーマに従いながら、過去の成績のデータを見て、大きな乖離が起きないように注意しながらテストは作られていきます。

この作問の過程で最も注意するのは、過去のデータとの乖離を作らない、ということです。これは入試問題にも共通することですが、突拍子もないデータが出てはならない。

その意味では、かなり時間をかけて丁寧に作っていく必要があります。

作問についていえば、これらの定期テストの他に志望校を判定する模擬試験、合格可能性を判定する模擬試験などがあり、これらを総合すると相当量の問題を作っていかなければならない。

各塾では、専任を中心に毎年行われる試験の日程に合わせて分担が教科ごとに決まり、それぞれの先生が担当の試験問題を作っていきます。

簡単にできる、ということはまずない。

見直しをする教科の責任者につっかえされたり、全体のバランスの中で問題の程度を変更したり。

当然のことながら、解答は間違えてはいけませんが、解き方もやはりそれなりの美しさというか、「なるほど」と大向こうが唸るようなものにしたい。

日々精進が必要なのです。

その意味では、膨大なコストをかけて試験は作られていると言えるでしょう。

塾の真価のひとつにこれらの作問の技量というのがあります。たまに、学校別の判定試験なのに、妙に難しくして差がつかず、合格判定が狂ってしまう模擬試験があったり、あるいは本当に傾向を調べて作っているのだろうか、と疑ってしまうような試験が出てくることもあります。

この辺は、お父さん、お母さんが見ていても良くお分かりになるでしょう。

塾の先生の仕事の第一はもちろん、教えることですが、実はそれ以外にも求められている素養はあるのです。

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テキストか、プリントか

塾の教材としては、プリントを中心にする塾とテキストを中心にするところがあるでしょう。

プリントを中心にする塾は、以下のメリットがあると考えています。

まず予習ができない。

できないのはデメリットと思われるかもしれませんが、集合授業ではやはり全員、スタートラインが同じ方がやりやすい。
「え、それ知っている」
「お父さんに習った」
ではやりにくくて仕方がない。だからプリントにこだわります。

もうひとつのメリットは改編が容易だということ。
別に発表せずとも、新しい問題に差し替えられる。この結果として最近の入試問題を教材に取り込むことができます。

じゃ、デメッリットは?

間違いなく、整理がしにくい。バラバラになりやすく、またあとで復習するのが大変でしょう。

先日、iPadで塾の教材を整理するという記事を書きましたが、何かうまい手を考えたくなります。

逆にテキストは

予習はできるが、改編は難しく新しい問題を取り入れにくい。また整理は簡単、ということになるでしょうか。

ただ、いろいろな塾に伺う度にテキストを見せてもらうのですが、
「わ、古い」
と思わず思ってしまう問題が入っていたりするときがあります。

いったんテキストを作ってしまうと、印刷コストを下げるために結構大量に作ります。だから在庫が残る。

「もったいないから、今年も改編は見送ろう」

ということになると、これは本末転倒でしょう。

私が、今のところやはりプリント中心に軍配をあげるのは、そういう理由からです。

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