月別アーカイブ: 2006年6月

ノートの字

学校別を見ながら、子どもたちのノートの字を直しています。

上手な字は必要がないが、採点の先生や自分が見間違わない字を書くこと、
0と6が同じに見えないようにすること、特に男の子は時間がかかります。

ていねいに書いて、きちんと答えが出せる

そのことは本来はここまでにできていて欲しい話ではあるのですが、まあ、
大抵は直らないまま。

だから注意して、書き直させる。

その繰り返しです。

書き直されるのがいやになれば、そのうちきれいな字になるもの。
ただ、「ニコニコ」笑いながら注意します。

「はい、もう1回書き直しね。」
「えー」
「またー」
「じゃないと、先に進めないよ。」

うるさく言っても、直らないと意味がないので、
その場で書き直させる、
書き直すのがいやなら、最初からきれいに書く、

選ぶのは子どもたちです。

第45回 季節に関する問題

■次の文章を読んで後の問いに答えなさい。
私たちの暮らす日本には四季を感じる場面がいろいろとありますが、それに関する次の各文について、その内容が正しければ○、誤っている場合は×を書きなさい。 (1)ウメ、モモ、サクラ(ソメイヨシノ)は、ともに春の訪れを告げる花として知られている。
(2)田植えを終えたばかりの水田で、夕方、アマガエルが一斉に鳴き出した。
(3)北海道で雪がとけだす頃、産卵のために川を上るサケについてテレビのニュースで放映していた。
(4)梅雨の夜、産卵するウミガメを海岸に見に行った。
(5)夏の暑い頃、サルスベリの木にピンク色の花が咲いていた。
(6)少しずつ秋の気配が感じたれるようになった頃、とれたばかりのウメの実を使って、母が梅酢を作っていた。
(7)リンゴ、ミカン、カキは、秋や冬の初めのころに旬を迎える果物である。
(8)すっかり秋らしくなった頃、キンモクセイの花から甘いにおいがしてきた。

■最近の出題ではありませんが、この問題はなかなか難しいでしょう。日本人としての季節感が、12歳の子どもたちにどこまであるのか?と思うとなかなか正解ができないだろうなあと予想される問題です。

■(1)は正しいですね。(2)もアマガエルで良いでしょう。(3)サケが川を上るのは秋ですから雪がとけだすころではありません。(4)は子どもたちは知らないかもしれませんが、これは正しいです。サルスベリは夏を代表する花のひとつですが、テキストにはあまり載っていないように思います。(6)はウメの実がなる時期が違います。これは5~6月。(7)はわかるとして、(8)のキンモクセイも子どもたちにとってはなじみのない花かもしれません。秋のお彼岸の近くに花をつけています。したがって○になるわけです。日本人の季節感はやはりどんどん失われているような感じがします。

■答えは(1)○ (2)○ (3)× (4)○ (5)○ (6)× (7)○ (8)○ となります。難しいですね。

(平成18年6月25日)

5年生の1学期

たまたまなのかもしれませんが、5年生の保護者の方から同じような相談メールをいただいたので、お話しておいた方が良いかなと思います。

相談の内容は、5年1学期になって、やることが多く、宿題もこなせない、またテストの成績も振るわない、ということなのです。早寝早起きは大事だと思うけれど、宿題が終わらないからつい夜遅くまでおきていることになる、そういうお話なのです。

この場合、まず塾の先生と相談してください。つまり子どもたちは塾の先生から宿題を出されているわけですから、「何とかやらなきゃいけない」という気持ちになっています。しかし、終わらないとすれば解決法は「できることに集中する」しかないのです。ただそれをお母さんが言っても、子どもたちは「塾の先生に言われたから」というプレッシャーから逃れられません。ですから塾の先生と相談して新たに「実行できる宿題」にしぼってもらうことが必要なのです。

5年1学期のカリキュラムは、今後の学習の基礎になる部分が多いので、そこが十分でないと次の内容を理解することができません。だから全部ができないのなら基礎部分だけに集中した方がいいのです。むしろ、子どもたちが自信を失ったり、勉強が嫌いになったりすることを避けなければなりません。

少しでも理解が進めば、その理解が連鎖的に広がっていくものです。ですから一歩、一歩基本問題の理解ができればいいと思って、今できる内容に集中してください。

「こんなところでつまずいたら、中学入試なんか無理だ。」
などと考えてもいけません。まだまだ先は長いのです。

子どもたちは理解が進み、自信と意欲ができれば一気に成績を上げる潜在的力を持っているものです。

今、つまずいたなら、つまずいた原因を取り除き、できることを確実に実行するようにしていくことです。

「できる」ということが確認できれば、そこから必ず流れが変わってきます。ただ、子どもたちだけでは解決できない部分もたくさんありますから、ぜひ保護者の方が塾の先生と相談して、やる勉強内容をしぼってあげてほしいと思います。