2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

負担は右肩上がり

学校は新しい問題をいろいろ考えます。

それに対して、塾は当然対策を考えていく。ある学校に出た問題はパターンを変えて、他の学校に出る可能性もあるわけだから、当然、やるべき問題がどんどん増える。

つまり中学受験の負担は必ず増えていくものなのです。で、それを無制限に増やしていいわけがない。

子どもたちの体力に限界もあるし、やれることには限界がある。

ここをどう折り合いをつけるか、が問題なのです。昔通り塾に通って対策をしていたら、通塾日はどんどん増える結果になるでしょう。

中学受験は小学校中心に対策を組むのではなく、塾が中心になって対策が組まれるから、あくまで塾の考えで子どもたちの負担が決まっていく。週5日でも大丈夫だ、と塾が考えてしまえば、そうなるわけですが、当然それは子どもたちにとって大変を通り越してしまうところはあるわけです。

だから常に家庭が考えていかないといけない。

「本当にこれは要るの?」「もっと効率の良い方法はないの?」

みんながやっているからを卒業して、もう一度考え直してほしいと思います。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月14日の問題(数の性質に関する問題)

1週間無料公開されています。


家で勉強したい

この時期、塾に行きたくない、という子が出てきます。

「え、いじめられてるの?」と心配になるかもしれませんが、実はそうではない。

自分の課題が明確になってきたので、そこに手を打ちたいからです。塾に行っていれば良い、というのは本人の意識がまだまだ受け身である証拠。

一方、意識が上がってくると、「ここを解決しないと受からないなあ」という思いが段々募ってきて、それで家で勉強したい、ということになるのです。

つまり、それは非常に良い兆候。

だから、本人が納得のいくような段取りを取ってあげることが大事です。本人の意識が成長した証拠です。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月13日の問題(場合の数)

1週間無料公開されています。


子どもの受験

子どもの受験勉強を親が手伝えることは、中学受験の大きなメリットのひとつでしょう。

しかし、子どもたちがやらねければいけないことはたくさんあります。計画を立て、時間管理をして、その内容をチェックしていると、不本意と思うことがたくさん出てくる。

そのたびに小言が多くなってくると、親も子もあまり楽しくはないでしょう。まだ12才。そううまくやれることばかりではないのです。

だから子どもの受験であることをまずしっかり認識してください。

その上で、やれなかったことよりも、やれたことに目を向ける。

昨日より今日できたことを見つけて褒めてあげる。

そのことが子どもたちのやる気を引き出すし、自信も出てくることになる。あくまでコーチは子どもたちの力を引き出すことに注力しないといけないのです。注意しなければいけないことは、もちろん言わなければいけないが、あまり力が入りすぎないように気をつけてください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月12日の問題(立体図形に関する問題)

1週間無料公開されています。