2023年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

早く読みなさい、と言っても読めるものではない

最近、出題される国語の文章が長くなる傾向にあります。

これに伴い、模擬試験で出される問題も長い。言い換えの言葉も傍線部の近くになくなってきて、結構ページを挟んだりする。

だから、早く読める、ということは武器です。

しかし、読めないという場合もあるでしょう。

模擬試験をやっていて、問題文を読んでる途中で終わった、というような場合は、得点につながらない。

だから、まあ、そういう学校は避ける、という考えは一理あるのです。

でも、今まで短かったのに長くなる、ということは当然あることだから、やはりそれなりに練習していくしかない。

ここはコツコツ読解の練習を続けることです。

過去問でよいので、それなりに練習する。だからといって早く読めと言っても、いい加減に読んでしまえば点数にならない。

本人の読めるペースで読んで、だんだん早くしていく以外に道はないので、焦らずに練習を積み重ねていきましょう。


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実力を発揮する力を鍛えるには


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安全校の考え方

塾の受験指導の中で、割と保護者のみなさんと意見が分かれるのが安全校でしょう。

どちらかというと塾側はより安全を求める。まあ、そこまで下げたら間違いはないだろうという路線。

一方親としては「そこまで下げなければいけないのか」という感触を持ちがちです。

塾の先生はこれまで多くの子どもたちを指導してきているので、とにかく「止まる」ということがどれほど効果があるのかを知っている。

合格した、ということは、やはり子どもにとってかなりの力をつけることになる。ただし、そこはあくまで「行く」という前提がないといけない。例えば神奈川の子がお試しで埼玉の学校を受けて合格しても、そこに「行く」ということがない限り、子どもの流れを変えることはできないのです。

だから、塾の先生は「安全校にリスクは必要ない」と考える。一方親としては、ここまで時間もお金もかけて塾に通って「その学校ですか」という印象を持つでしょう。これもまたその通りだと思うのです。

ただ、入試期間は短い。何校か続けて落ちてしまうと、立て直すのはなかなか難しい。しかし、1校子どもが安心できる学校があると、流れは大きく変わり、力を発揮することもあるのです。

最終的に合格したが行かない、という選択も当然あり得る。ただ、その時は子どもに自信を与えるために、合格をとるというのは大事な戦略であることには間違いない。

ということをちゃんと説明してくれればいいのですが、塾の先生もたくさんの保護者面談を控えているので、だんだん説明がいい加減になってくるところはあるのです。

しかし、最終的にどうするかは家庭が判断しないといけないことです。

塾の先生がいくら言ったところで「その学校では納得できない」ということであれば、それはそれで良いのです。

子どもたちの先はまだまだ長いし、中学受験の結果で子どもの人生は決まりません。将来のチャンスをまた考えていくのも悪くはないので、そこを良く考えて決断してください。


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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
実はここからが一番伸びる、という話


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逆転はなぜ起こる

僅差の勝負ですから、逆転はいろいろな形で起こります。

例えばやさしい第1回の試験に落ちて、難しい第2回の試験に合格したとか。

あるいは1日目の学校で落ちて、2日目の難しい学校で合格したとか。

こういう逆転はもともと僅差の勝負なので、その日の出来で大きく左右されるからです。一発勝負ですから、複数回試験をして常に合格するのは合格者のおよそ3分の1。

3分の2は入れ替わる可能性が高い、と言っても良いかもしれません。

だから気持ちが切れないことが大事。そのためにまず1校合格を取る、というのは大事な戦略なのです。

1つ行くところができれば、家族も本人もプレッシャーから解放され、後は上げるだけ、みたいな気持ちで次の試験に臨める。

なかなか難しいところではあるのですが、例えば東京・神奈川の受験生は2月1日で合格を取って2月2日以降で挑戦していく、というスタイルの方が本当はやりやすい。

しかし2月1日に軒並み第一志望校が並ぶので、まあ、なかなか難しいところになるわけです。

なので、2月2日夜までに1校を取る、ということをひとつの戦略としてスケジュールを考えていくと良いでしょう。

下げるべきは下げ、上げるべきは上げる、メリハリをはっきりつけておくとうまくいきます。


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