焦らせるのは塾の常套手段?

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少子化が進んで、浪人の数も少なくなるし、大学受験の競争率も下がっています。

で、中学受験だって同じこと。本来的に言えば、小学校6年生の人口もどんどん減少しているわけです。ただ、中学受験は受験率が上昇しているので、そんなに大きな影響がないように見えますが、実際はそんなことはない。

明らかにやさしくなっているはずなのです。

大学が定員割れを起こしているように、私立中学でも定員割れを起こしている学校はたくさんあります。

ところが…

どうも、決して受験準備が楽になっているようには見えない。むしろハードさが増している。そのハードさがかえって受験人口をさらに減らしているところもあるような感じがします。

通塾時期も前倒しになっているのです。

これ、おかしいです。

つまり、「そんなことしてたら、合格できませんよ」と焦らされているだけの話。

しかし、「大丈夫、そんなに焦る必要はありません」、という塾はあまりない。だってそうすると、生徒の囲い込みに出遅れてしまうからです。

だから大変さがなくならないのですが、入試後、結構なーんだと思うことは多いのです。

以前、ある校長先生がこんな話をしてくれました。

「近年、うちの学校の合格偏差値はずっと上がり続けています。でもね、入ってくる子どもたちのレベルは下がってるんですよ。」

全体の数が減少するというのは実はそういうことなのです。


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