逆転はなぜ起こる

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僅差の勝負ですから、逆転はいろいろな形で起こります。

例えばやさしい第1回の試験に落ちて、難しい第2回の試験に合格したとか。

あるいは1日目の学校で落ちて、2日目の難しい学校で合格したとか。

こういう逆転はもともと僅差の勝負なので、その日の出来で大きく左右されるからです。一発勝負ですから、複数回試験をして常に合格するのは合格者のおよそ3分の1。

3分の2は入れ替わる可能性が高い、と言っても良いかもしれません。

だから気持ちが切れないことが大事。そのためにまず1校合格を取る、というのは大事な戦略なのです。

1つ行くところができれば、家族も本人もプレッシャーから解放され、後は上げるだけ、みたいな気持ちで次の試験に臨める。

なかなか難しいところではあるのですが、例えば東京・神奈川の受験生は2月1日で合格を取って2月2日以降で挑戦していく、というスタイルの方が本当はやりやすい。

しかし2月1日に軒並み第一志望校が並ぶので、まあ、なかなか難しいところになるわけです。

なので、2月2日夜までに1校を取る、ということをひとつの戦略としてスケジュールを考えていくと良いでしょう。

下げるべきは下げ、上げるべきは上げる、メリハリをはっきりつけておくとうまくいきます。


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