2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ドジノートの作り方

これから勉強していくうえで、一番大事なことは「できなかった問題」をどう復習するか?という点です。

最近は塾の日数が増えたために、塾でやる問題が増えて「できなかった問題」の復習がおざなりになってきているように感じます。しかし、できなかった問題をできるように勉強しなかったら、いつまでたっても力はつきません。

私は塾の日数を減らして、むしろ自分でできなかった問題をやり直す工夫が必要だと思います。

その中心がドジノートです。

A4のルーズリーフを用意します。

できなかった問題は、すべてこのノートにまとめます。

表は問題だけ。裏に解答、解説を書きますが、面倒であれば、プリントを切り刻んでもいいし、コピーを貼ってもいいでしょう。

問題と答えがわかればいいので、美しい必要はありません。

ただし、必ず大問1問につき1枚を考えてください。

そして、それができたら、別の綴じノートを用意して、それをどんどん解いていくのです。

といてわかれば、ドジノートから外し、別のバインダーに綴じます。

できなければドジノートに残ります。こうやって分類していくと「ドジノート」にはできない問題が残りますから、これを減らしていくことが勉強になるわけです。

で、一度自力でできた問題は潔く、バインダーから外してください。

もう一度やったらできなかった、ということもあるかもしれませんが、それは気にしない。じゃないと、どんどんたまる一方ですから。

組み分けテストも模擬試験も塾のプリントも全部やります。ということは、

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題 

という量をコントロールする必要があるのです。

できない問題がたまってしまえば、それは塾が多すぎる証拠です。つまりオーバーフローしているわけだから、できない問題ができるようになっていない状態なので、力はつかない。

これをまず算数についてやってください。これをやるだけで相当子どもたちの力は上がっていきます。

ただし、あくまで

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題

というコントロールを忘れないでください。

これが失われると、逆にどんどん子どもの成績は下がっていきますから注意が必要です。


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指示を読み飛ばす

問題はいろいろなところに「ワナ」が仕掛けられています。

本来、必要な数字をそっとしのばせている。なんだ、ここに書いてあるじゃないか、と後から気づいたりするものですが、実際に問題を解いているときは目に入らないことが多い。

とにかく急いで解いているからでしょう。普段はもう少しゆっくりやればいいのに、と思いますが、案外普段も急いでいる。まだ、あと~問あるから、という気持ちがあるからでしょう。

なので、問題の指示を読み飛ばすことが多いのです。しかし6年生はこれから正解率をあげていく必要がある。そのためには、問題の指示を読み飛ばさないことがとても大切です。

まずはゆっくり問題文を読んでみてください。案外そこをゆっくり始めてもあとから解き直すことを考えると、有効な方法なのです。


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自分で勉強するようになるには

例えば、高校受験生でも大学受験生でも、自分で勉強しない子はいるものです。

何かやる気がない。どうせやったってできないし・・・。それより楽しい方が良くない?という感じになっている子。

で、勉強は自分でしない以上できるようにはならないのです。逆に塾であろうと自宅であろうと、自分で勉強しようと思う子はどの時期でもできるようになる。

高校生や中学生になっても「やる気が出ない」子がいる以上、小学生でやる気がない子がいでも仕方がない。しかし、そういう子はできるようにはなりません。

週5日塾に出そうと、教室に座っているだけ、という子はいるもので、もちろん先生はそれなりに働きかけはしているだろうが、本人のやる気が出なければ結果は伴いません。

だから自分で勉強するという経験をしっかり積ませる必要がある。

そしてその結果を褒める必要がある。褒められたことがあまりないと、「どうせやったってできないし・・・。」という気になってしまうものです。

自分で勉強して、褒められる経験が積み重なれば、やる気は出てくるもの。そのためには最初のステップ、いっしょに勉強してあげることが一番かもしれません。

別に教えなくても良いと思うのです。いっしょに同じ問題を解いてもいいかもしれない。そういう時間が定期的にとれれば、やがて自分でしっかり勉強できるようになる。

それができてから塾に行く、で十分でしょう。


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