2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

出る問題をじっくり考えればいい

6年生はもう、第一志望は決まっているでしょう。この学校に入りたい、と思って勉強している受験生も多いのではないかと思います。

で、日頃、たくさんの問題をやるよりも、問題をしぼってていねいにじっくり考えた方が良い、というお話しをしています。ただ、その対象はあくまで、自分の第一志望のレベルに合わせれば良いのであって、何もみんなが難しい問題に取り組む必要はありません。

例えば80%合格偏差値が60の学校を第一志望としている子が72ぐらいの問題を解く必要は全くない。

まずそんな問題は出ないし、出たって合否には関係がない。大方できないからです。合否にあまり関係ない問題に時間をかけるのはもったいない。それならばまだ出そうなレベルの問題で、十分にできるようになっていないところに集中した方が良いでしょう。

早い時期に第一志望の過去問の研究をするのは、どの辺のレベルの問題までできるようになれば良いか、知るためです。塾のテキストはもしかするとやさしいところから難しいところまですべてのレベルが並んでいる可能性がある。しかし、それを全部やる必要などないはずで、そこを早めに切り分けていってほしいと思います。


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第283回 力の差

■ 試験をやれば、当然、点数の差が出てくるので上から順にならべれば1番がいて、ビリがいることになるわけです。模擬試験で5000人受験すれば、1位~5000位まで順番がつく。で、確かに5000番からすると1位の子は相当に違いがあると思うでしょう。

■ しかし、それが2500位ぐらいになると、どうか。あるいは1000位ぐらいになるとどうか、ということになると、この差はどんどん縮まってくる。さらに言えば、入試が近づくほど、全体の力は上がってくるからこの差はさらに縮まる可能性があります。

■ ところが模擬試験でかなり低い順位をとってしまうと、もうそんな逆転など不可能だ、という気になってくる。しかし、まだまだあきらめるべきではない。これから差はどんどん縮まってくるのです。

■ 縮まっても5000人いれば1位から5000位まで並びます。でも力の差はどんどん縮まってくるので、試験ごとに順番が入れ替わる。だから順位や偏差値をあまり気にせず、ただ成績を上げていくことだけに集中してほしいと思います。


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眠い

講習で子どもたちの顔を見ていると、明らかに眠そうな顔をしていることがあります。

何時に寝たの?と聞くと、やはりそれなりに遅い。それが勉強していて遅いのなら、まあ仕方がないとも思うのですが、そうでもない。

友だちとメールしてた、本を読んでいた、テレビを見ていた、ゲームをしていた・・・。

大人も夏はつい遅くなりがちですが、しかし、夏は体力を消耗するので睡眠不足は体調を崩すもとになりやすい。

ちゃんと寝せたつもりでも、寝てないことは多いものですから、気をつけてください。


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