2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

正確に解く

算数の問題を出して、子どもたちが解いてくるのを採点していると、まあ、ちょこちょこ良く間違う。

「はい、やり直し」
というと、まあ、すぐに正解になってくることも多いのですが、しかし、入試ではこれが利かない。

だれも「はい、やり直し」とは言ってくれない。自分でそれを判断して、試験時間内に修正できなければいけないからです。

だからこれからはとにかく「正確に解きあげる」という練習をしていかないといけない。問題量もある程度必要だが、いい加減に解いてしまったのではあまり練習にはならない。

正確にきちんと解く、という練習を続けていきましょう。


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問題文を読まないくせ

社会の問題には長い文章がついていることが多いのですが、これがあまり問題と関係がないことがある。

文章の中のいくつかの用語に下線が引いてあって、それぞれの用語についての問題が下に出てくる。その問題さえ読んでいればある程度できてしまう、という経験を積み重ねると、最初からその問題文を読まないくせがついてしまいます。

これは先生たち自身もやっている。まあ、その方が早いから、仕方がないところはあるのですが。

しかし、実際には問題文にヒントが隠れている問題もあります。「なんだ、ここに書いてあるじゃないか」ということもある。また問題文を読んでデータを整理したり、自分の考えをまとめなければいけない問題もあります。

だから、ある程度時間を節約する必要はあるものの、問題文にも十分に注意を払ってください。

長い文章を読み飛ばして問一から始める、というやり方ばかりになれないことが大事です。


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講習の中休み


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7月30日の問題





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月に関する問題

2017年立教池袋の問題です。

太郎君は、天文年鑑を使って、東京での太陽と月の出没時刻を調べ、表1のようにまとめました。
20170729t001

また、図1のように月のスケッチをしました。

20170729t002
 次の問いに答えなさい。
1)月のスケッチをしたのは、何月何日だと考えられますか。次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。

  ア 1月13日   イ 1月21日   ウ 1月24日   エ 2月3日

2)満月であったのは、何月何日だと考えられますか。次のア~エから1つ選び、記号で 答えなさい。

  ア 1月10日   イ 1月13日  ウ 1月24日   エ 2月3日

3)表1より、1月16日は月が見えている時間が12時間より長いことが読み取れます。
 このことから分かるのは次のア~エのどれですか。1つ選び、記号で答えなさい。

  ア この日から昼の時間が長くなるので、冬至である。
  イ 月食が起きる。
  ウ 通常より、みかけの月の大きさが大きく見える。
  エ 月の出が真東より北寄り、月没が真西より北寄りである。

【解説と解答】
1)三日月が西に傾いています。三日月が沈むのは21時頃になるからア。
(答え)ア
2)月の出と月の入りの間が南中時刻。満月は真夜中に南中するのでウ。
(答え)ウ
3)月が出ている時間が長いので、月の出が真東より北よりになります。
(答え)エ


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4教科の点数だけでは決まらない。





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