2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

計算用紙を使わない

過去問を解くために解答用紙に解答を書きこむように指示される場合があるでしょう。

で、算数の場合、そうなると答えを書きこむだけになる場合があるので、計算用紙にたての計算を書き連ねて、それで答えが出たところで解答用紙に書きいれる、というやり方をする子どもが多くなります。

この方式は、あまり賛成できない。

問題は、その計算用紙を見ていただくとわかると思うのですが、後から見ても何をどうしたのかが、わからない。

こうなると、途中で勘違いしたことに気が付くと、すべてやり直しになってしまう。

式を書いて、出してきたものをメモしていれば、途中式のところで「ここが違うんだから」と考えなおしができるのですが、一からやり直すことになるとそれだけ時間をロスすることになります。

だから、ノートに式を書きながら解いていくの通いのです。解き方を書いていけば、それなりに論理過程が明白になる。

過去問をやり始めたところだからこそ、やり方に十分注意してください。

記述式でなくとも、式を書いていった方がやはり、正確に解き上げることができますから。


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その場で見直す

算数の問題を解いているとき、計算間違いは良く起きます。

式を書いていると、どこで間違えたか、よくわかる。

先日も「ここが違うよ」と指摘すると、「え、うそ!!」と絶句していましたが、しっかりミスをしている。

で、式を書いたら、そこでもう一度確認すると良いのです。

できる子もミスをします。

しかし、彼らは試験時間内に修正できる能力を持っているのです。

彼らはしょっちゅうチェックしています。問題の条件もつねに確認し、計算も確認して、ミスを出さないように進む。それでも多少のミスは出るものですが、その場で見直すだけで間違えたまま進むことを防ぐこともできるので、間違いにくくなるのです。

そんなことしたら時間がかかる、と思ってしまいがちですが、むしろ確認をすることでやり直しをしなくて済むことの効果の方が上回るものです。

その場で見直すくせをぜひつけてください。


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解くスピードを上げる方法


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できなかった問題のやり直し

テストや講習でできなかった問題が出てくる。当然、これは復習をした方が良いでしょう。

まずはよく考える。考えた上でできなければ、先生の解説を読むなり(ってノートに書いてないとダメなわけですが)、問題集の解説を読むなり、して理解するしかない。

で、この後どうするか。本当ならば時間をおいて、もう一度やり直したい。

が、今の子どもたちはどうもその暇がないように思えます。つまり、次から次に新しい問題が与えられる。その後、やり直す時間なんかない、ということでしょう。

本当は問題を絞って、後からまたやり直す、というのが良いのですが、塾でやる問題が多ければ、もうそこまでにしてください。

できるようになっていれば、塾で似た問題をやったときにできるでしょう。できなければ、またできないということで復習の対象に上がってくるはず。

このやり方は効率が良いのか?と言われれば、まあ、そうではない、と思いますが・・・。


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