2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

上手に昼寝をする

6年生ともなると、昼寝の時間なんかない、と思っておられるかもしれません。

しかし、やはり夏は昼寝が結構効果的です。

寝苦しくて寝られない、という場合もあるかもしれませんが、睡眠不足はじわじわと子どもたちの体力を奪います。

子どもは新陳代謝が激しいので、体の休養は不可欠です。ですから、もし30分でも1時間でも昼寝ができるのであれば、してください。

先日、ある中学校でクラス全員が一斉に昼寝をするのをテレビで見ました。全員が自分の机にもたれて寝てしまう。寝る時間は15分ぐらい。

この15分というのが良いのです。実際にちょっと眠気が襲ってきたら15分ぐらい寝てしまう。あまり良い環境で寝てしまうとそのまま、ぐっすりということになるから、うたた寝ができるような環境が良い。

中学生たちも、「午後、すっきり勉強できます。」と言っていました。

実は一度寝てから勉強すると、子どもたちの頭はスッキリして案外能率があがるのです。

中学生でも昼寝をした方がすっきりすることは多いわけで、小学生にとってはなおさらのこと。

上手に寝て、勉強を続けてください。ただし、全体としての睡眠時間はしっかり確保してほしいと思います。


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口を動かすより手を動かす

何か先生が言うと、すぐ答える、子がいます。

あまり良くものを考えないまま、パッと頭に浮かんだことを口にしてしまう。その結果として自分を混乱させてしまうことも多々ある。入試に口頭試問はありません。あって面接がせいぜい。したがって別に口を動かす必要はない。

一方、問題は頭で考えるものだ、とばかりに手を動かさず、ずっと考えている子がいる。これもダメ。実際にどう考えたのか、後から検証できなければ間違う元を作っているだけ。

頭で考えるよりまず書き出してしまってその上で規則を見つけたり、解き方がわかったりすることは多いもの。

口を動かさず、まず手を動かす。

この夏はそういう姿勢で勉強に臨んでください。


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詰めの段階へ

どこの塾でも概ね6年1学期までにすべてのカリキュラムの学習を終えます。

したがって夏休みから全部習ったことを前提にした復習・演習となる。だからある意味どこの塾に行っていても、「やっていないことはない」状態にはなります。

だから夏休みから学校別対策で塾を変える場合があるし、当然2学期に塾を変える子はもっと多い。志望校が決まってきているから、それに一直線で向かっていける環境を作りやすくなる時期になるからです。

ただ学校別特訓は、首都圏の場合東京の2月1日上位校が中心になる。2月2日以降の学校の学校別対策はほとんどないし、また中堅校の学校別特訓もあまり見当たりません。だから、それぞれのが家庭が戦略をしっかり立てないといけない。

これを塾任せにしていると、本来伸びるべきところが伸びなくなる。集合塾の場合、できるだけ全員に同じことをさせたい、のです。これは授業の仕組みがそうなっている以上、仕方がない面があるが、ただそれだけで良いのか、といえば当然そんなことはありません。

これから先、志望校合格に向けてどういうやり方をしていくのか、しっかり情報を集めて決めていきましょう。


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