自宅学習を中心に受験準備を進めるとき、大事なのは計画です。
どのような教材をどのような形で勉強していくのか、いつやるのかというのを決めていかないと、「あれもやろうか、これもやらないと。」というように収拾がつかなくなってしまいます。
子どもたちの時間はある程度限られているので、(夜遅く勉強することは、中学生以上の受験生とは違いあまり、効果はありません。)学習の優先順位を立てないといけないのです。
例えば計算ドリルや漢字の練習などは、朝起きてすぐ30分でやるという習慣にしてしまうことが大事です。これが3年分たまると相当な違いになるでしょう。コツコツ積み重ねていく練習はやがて、大きな力を生みます。
また、細かい暗記ものをやるよりは、じっくりと考えたり、しっかり読む時間を確保することが大事です。したがって具体的な学習計画を立てていきましょう。
このとき、お子さんに与えるというのではなく、計画を共有するという感覚が大事です。子どもたちにも都合があります。ここは学校の友達と遊びたいとか、テレビを見たいとか。何を我慢して何をするのか、子どもといっしょに考えることで、子どもたちの自覚も芽生えてくるでしょう。
まもなく新年度。(中学受験の新年度は2月です。)
新しい学年に向けて、しっかりと学習計画を立てていきましょう。