ワーキングマザーのための中学受験講座」カテゴリーアーカイブ

第20回 ママと競争よ

    国語の読解は、子どもたちにとってなかなか厳しい課題です。
    というのも特に説明文や論説文は、子供向けに書かれるものはほとんどない。ですから、採録されている問題文は、高校受験と変わりがありません。ということは、子どもたちにとってことばが難しい。
    私は横で、どんどん言葉を教えてあげることをお勧めしていますが、ワーキングマザーのみなさんにとっては、なかなかお子さんにことばを教えてあげる機会は少ないでしょう。そこで、
    せっかくの夏休み、お子さんと国語の問題をいっしょに解いてあげるといいのではないでしょうか。
    「ママと競争よ」
    というのは、なかなかいいと思うのです。今の子どもたちがどんな問題を解いているか、を知るのにもいい機会ですし、同じ文章を読んだわけですから、ことばも教えやすい。
    もしお子さんの方ができたら、「すごいわねえ」とほめてあげればいい。これだけでも子どもたちにとってはうれしい時間でしょう。
    特に男の子は女の子に比べて精神年齢が低いので、ボキャブラリーが少ない。ですから、ここはママの出番。いっしょに解いて、どんどん言葉を教えてあげてください。

これでわかる場合の数中学受験DVD教材「これでわかる場合の数」

これでわかる力のつりあい中学受験DVD教材「これでわかる力のつりあい」

4年じっくり算数教室2中学受験DVD教材「4年算数じっくり教室」(文章題を解く2)
母親講座2中学受験DVD母親講座第2回「家庭学習をどう充実させるか」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

第19回 お姉ちゃんに頼らない

    上が女の子、下が男の子、しかも少し年令が空いている、そんなご家庭の場合。
    ついお母さんがお姉ちゃんに頼るケースがあると思うのです。中学生になったりすれば、いろいろ代わりをしてくれるでしょう。家事の手伝いは大いにやってもらっていいのですが、問題は弟の世話。
    これはあまり、お姉ちゃんに頼らない方がいい。私はよくチーママといっていました。(はなはだ非教育的でありますが。)つまり、二人のお母さんに育てられる男の子はいかんせん幼くなる。
    実際に子どもはやってもらえることは、自分でしない。だから、自立する時期がどんどん遅くなるのです。女の子はもともと母性本能を持っていますから、弟の面倒をつい見てしまう。だから弟君からすると、つい頼る。
    忙しいお母さんはそういうお姉ちゃんをつい頼もしく思ったりします。弟の受験の面倒も、なんて、思っていません?
    お母さんがそう思っていなくても、お姉ちゃんがつい手を出してしまうときがあるかもしれませんね。そのときは
    「それはお母さんの仕事よ」
    と言ってあげてください。その上でなるべく、弟君が自分でやるように仕向けていく。
    これは心がけていないと、ついゆるみます。実際、お姉ちゃんは頼りになるからですね。だから気をつけてください。

これでわかる場合の数中学受験DVD教材「これでわかる場合の数」

これでわかる力のつりあい中学受験DVD教材「これでわかる力のつりあい」

4年じっくり算数教室2中学受験DVD教材「4年算数じっくり教室」(文章題を解く2)
母親講座2中学受験DVD母親講座第2回「家庭学習をどう充実させるか」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

第18回 働くお母さんの夏休みの過ごし方

    働くお母さんにとって、夏休みはなかなか手に入らない長期の休みといえるでしょう。でも、受験生を抱えている、今年はゆっくり旅行にもいけないし、子どもの面倒もみなきゃいけないし、・・・。休みの前にブルーになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    しかし、子どもが大きくなった親の立場としていえば、あの夏休みはなかなか楽しかったなあと思うのです。
    子どもといっしょに勉強する、というのは多分小学生が最後でしょう。高校受験になると、子どもと塾だけの話になってしまうことが多い。思うに、中学受験を経験されている保護者の方のブログは多いが、高校受験のブログは塾の先生の方が多いのです。
    だから、今年は子どもと勉強できる、最後の年だ、という気持ちを持ってください。
    その上で、計画を立てたり、何をいっしょに勉強するか、ということを考えてみる。教えなければいけないことはないのです。いっしょに勉強する。その気持ちでいいのではないでしょうか。
    算数の問題をいっしょに解いてみる。子どもが出来て、お母さんができないということもあるでしょう。それだけで、子どもはがんばっていることが、わかるというもの。
    その時間を共有することを、この夏休みの楽しみにしてください。
    中学校に入ってしまうと、夏休みは部活に追われ、家族といっしょに、などという時間はまあ、少なくなっていきます。子どもも、親といっしょにいるよりは、友達と遊びに行きたいと思うのが普通です。だから、この夏休みは子どもと楽しむ夏休み、としてその時間を楽しく過ごす工夫をされたらいいと思います。
    子どもたちも反抗期に入っているでしょう。うるさく言われたら、そっぽを向いているかもしれない。けれども、まだ第一次反抗期にすぎないのです。手に負えないのは、親が火に油を注いでいる場合が多い。むしろ、うまい距離感を保ってあげれば、子どもはやはりお父さん、お母さんを頼るものなのです。(あまり頼らせてもいけません。お母さんが入れてくれるぐらいに思っている子は少なくありませんから。)
    良い夏休みにしてください。

これでわかる場合の数中学受験DVD教材「これでわかる場合の数」

これでわかる力のつりあい中学受験DVD教材「これでわかる力のつりあい」

4年じっくり算数教室2中学受験DVD教材「4年算数じっくり教室」(文章題を解く2)
母親講座2中学受験DVD母親講座第2回「家庭学習をどう充実させるか」

↓ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村