合不合の2回目の結果が郵送されていますが、成績表が変わりました。
前の成績表はかなり、長い間使われてました。2回目から変わるというのは、やや唐突ではありますが、まあ、それはさておき、早速分析をしましょう。
1 あなたの成績
2 あなたの志望校履歴
合不合では受験日別に6校まで志望校を登録できます。この合格可能性の判定が数値化され、これも第1回から第4回まで判定されています。判定のやり方については以下のページをご参照ください。
模擬試験の結果の見方(1)
3 あなたの志望校の受験併願パターン
新しい情報です。下の説明を読むと、「あなたと同じ学校を志望した人たちがどのような学校を併願したのか」をデータ化しているといいます。つまり、これは第一志望にA校と登録した人が、志望している学校を受験日ごとに人数でまとめているわけです。ご家庭の考え方や、住んでいる場所でも違いますが、他の人がどういう学校を併願しているかはわかるでしょう。
4 合格するための学習目標
いい企画なのですが、もう少し分野を増やして分析しないと意味がないかもしれません。またこの分野の分け方はもう少し検討した方がよさそうです。
算数は和と差、割合、図形、計算と数、速さと変化になっていて、帯グラフが第一志望者の平均得点率 折れ線グラフが自分の得点率です。帯グラフの中に折れ線グラフが入ってしまうのは。平均を下回るということですから、よくない。そこをしっかり勉強しましょうね、ということなのですが、分野が狭いので、大雑把なことしかわかりませんね。理科は化学、地学、物理、生物となっているから、子どもは「そんなの、わかってらい」ぐらいしかいえないでしょう。せっかくやるのなら「電気」「水溶液」などの情報がほしいですね。
5 あなたの志望校合否判定
各志望校について、昨年の合格者の最高偏差値と最低偏差値を箱で表示し、自分が第1回~第4回までその箱とどういう関係になるか、折れ線で表示をしています。
箱が動くのは昨年の第1回から第4回までの結果を考えているからですが、しかし、同じ試験ではないので、単純に比較することはできません。ただ、概ね第1回から第4回まで箱は似たような位置にあるので、相対的に自分はどのくらいのレベルにいるかはわかるでしょう。この箱から下に大きくはずれると、やはり合格は難しい。目標としては箱の半分より上にはいたいというところですが、意欲的にデータを処理した割に、紙面が1枚なので、箱が小さい。
こういうのはやはり2枚にして、グラフの縦軸も大きくしないとせっかくのデータが活かせませんから、ぜひ今後の課題にしてもらいたいと思います。
この折れ線グラフも当然右肩上がりがよい。だんだん上がっていくというベクトルがあれば、たとえ第4回で届かずとも、そこから入試まで2ヶ月弱あるので、届く可能性はあるのです。
子どもたちもようやく本気モードに入ってきましたから、ぜひこの右肩上がりを実現してほしいと思います。