投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

基本を繰り返す弊害

割と同じようなパターンの問題を繰り返し解くことは効果のある学習法だと思われています。

確かにスポーツでは、からだが違うことをやらないように、繰り返し基本の型みたいなものを練習するでしょう。日々、体調が違うので、同じように投げているつもりでも違う投げ方になってしまうから、キャッチボールが大事だ、というようなことだとは思うのです。

しかし、こと、勉強に関して言うならば、同じパターンはそれほどたくさんやらなくてよい。

数が増えると、弊害が起きます。

1 問題を解くことをパターン化する。

2 パターンだと思うと、考えなくなる。

なるべく人間は楽をしようと思うので、複雑なことよりはシンプルなことの方を好む傾向にあります。

したがってこれはこう解く、みたいな形にする。なんでも公式化する、と言ってもいいかもしれない。いったん公式が決まれば、あとは自動的に数をいれればいいのさ、みたいな方が楽なのです。

しかし、パターン化してしまうと、もうそのパターンだという前提で前のめりになるので、ちょっとの違いに気がつかない。で、間違える、ということになるのです。

だから本当はパターン化はなるべく少なくした方が良い。

問題を解くにあたって、その問題の論理の進め方、に注目し、それを他に転用することは考えない。

次の問題を解くときも、この問題の論理はどうなっているのか、だけを考えるようにするのです。あまりやさしい問題ばかりにせず、少しは骨のある問題も解いてください。

で骨のある問題は、そうたくさんは解けないから、数をこなそうと思わないことです。しかし、その間にパターンに頼らずに自分で考えることになれば、その分考える力を養う訓練になるので、たくさん解かずとも力はつくのです。

数をこなそうとすると失敗することも多いのです。


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組み分けから入学試験へ意識を変える

塾の組み分けとか月例テストは、やはりそれなりの型があります。

前半をA問題として、基本的な問題を出題し、後半をB問題として、記述的な問題や応用問題にするとか。

まあ、そういう型が決まってくると、当然のことながら、それに対する対策が自然できてくるわけで、そういう試験の対策も常套化する部分があるでしょう。

しかし・・・

これが入試ではないのです。

入試はまた違う型が出てくる。で、あまり塾の試験の型に慣れすぎてしまわないように考えていかないといけない。

一番慣れるべきは、第一志望の学校の型であるべきです。

で、そういう学校が前半基本であるとは限らない。

計算問題の次の問題が、一番難しい、ということだって十分あり得ることなのだが、

「これはやさしいに違いない」

みたいに考えて時間を使ってしまうと、大失敗をしでかすことになってしまう。

ですから、これから6年生は塾の試験よりも入試問題を意識することが大事です。

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2017年 ラ・サール中学の問題です。


20170509t002

図は同じ正方形を並べたものです。この正方形の各辺と平行な辺を持つ長方形(正方形を含める)は図の中にいくつありますか。


【解説と解答】
横に1、たてに1の正方形を(1、1)、横に2、たてに1の長方形を(2、1)とおきます。
(1、1)=14 (1、2)=10 (1、3)=6 (1、4)=2
(2、1)=10 (2、2)=7 (2、3)=4  (2、4)=1
(3、1)=6  (3、2)=4 (3、3)=2
(4、1)=3 (4、2)=2 (4、3)=1
より
32+22+12+6=72

(答え)72個


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