塾の入室テストは入室許可よりも偏差値を見る

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新年度に向けて、いろいろな塾で入室テストが行われています。

以前、大手塾に関係していたときに、入室テストの基準が結構低いのを聞いて驚きました。まあ商売ですから、なるべく入れたいと思うのでしょうが、しかし、30台で入ると長い期間、いわゆるロークラスにいることになります。

その塾での序列はある程度決まってきている部分があるから、なかなか上に上がれない。上がれない以上、どうしても気持ちが上に向かないところは出てくるのです。

入室許可が下りても45未満であれば、やはりやり方を考えた方が良いと思ってください。その成績で入室許可が下りるということは、お客様として迎えられただけである、ということなのです。

それではあまり意味がない。

これはやり方を変えなければいけないのです。競争に参加するのは後回し。まずはしっかり力をつけていくことに力を入れましょう。あまり力のないうちから、テストや課題に追い回されていくと、ただでさえ理解に時間がかかるのに、さらに煽られてしまってやる気をなくしてしまいがちです。

競争に参加するのは、力をつけてから、で良いでしょう。6年生の前半からいろいろな塾で公開模擬試験はやってくれるので、そのデータを参考にして最後詰め切れていけばいい。それまでの間は、子どもがまずしっかりと自分で勉強できる体制を作ってあげることです。やらされる勉強は楽しくないし、わからなければもっとつまらなくなる。

まずはちゃんと自分でできることから、スタートしてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月17日の問題(速さ)

1週間無料公開されています。


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